パチャカマック遺跡 ツアーとアクティビティ

写真提供元 : promperu
3 世紀にリマ南部に建てられた精妙な複合宗教施設を訪れ、当時信じられていた神々、神託を伝える神官、そしてモチェ文明、ワリ文明、インカ文明の日常生活について学んでみませんか。

パチャカマ史跡は古代の神殿で、ペルーに現存する神秘的な遺跡の目玉のひとつです。数平方マイルに及ぶ広範囲の土地が宗教施設として利用されていました。建物のほとんどは、紀元後 200 年頃から 1000 年を超える年月をかけて造営されたもので、この史跡全体で 17 のピラミッドと墓地 1 箇所、複数の古美術品が確認されています。いくつもの帝国が興亡を繰り返す中、この史跡は利用され続け、数々の部族がここを生活の場とし、それぞれの独自の文化を営んでいた証拠が残されています。ヨーロッパ人がペルー入植を始める前の時代の歴史的遺産を観察するには最適のスポットです。

モチェ文明、ワリ文明、インカ文明など、パチャカマ史跡の内外で生活した先住民族たちについて学べます。この神殿の名前の由来となった主神パチャカマクについて、いろいろと興味深い事実が明らかになります。パチャカマクは創造神として信仰を集めていました。この廃虚の英語版ガイド ツアーは2 時間ほどの内容です。インカ帝国で神託を告げる役割を担い、大きな存在感を放っていた神官たちについての話に耳を傾けましょう。

泥と粘土でできた建物を見つめていると、活気に満ちた古代文明のただ中にタイムスリップしたような気分になります。中でも特に有名な太陽と月の神殿などを見落とさないように。太陽神殿の建造に使用された泥レンガの数は 5000 万個に上ると推計されています。

どちらを向いても起伏の少ない砂漠が何マイルも果てしなく続く情景をその目に焼きつけてください。砂漠は西の果てで海に変わり、東の果てはアンデス山脈の麓に続いていきます。神殿からはその両方を確認することができます。

南米大陸の西側は、周期的に洪水と干ばつを繰り返す土地柄で、ここでも多くのピラミッドにその爪痕が見られます。

パチャカマ史跡は、パン アメリカン ハイウエーをリマから南東に 40.2 km (25 マイル) 進んだ先、ルリン渓谷の懐に抱かれています。リマ中心部から出発するツアーは、たいていホテルまでの送迎が組み込まれていて便利です。タクシーの場合、所要時間は 1 時間ほどです。神殿への入場には少額ですが入場料がかかります。

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