イシマンガリソ湿地公園は広大な自然保護地区で、数千種類にも及ぶ鳥や魅力あふれる動物達が生息しています。ここの海岸砂丘は、大昔からこの地に根を下ろしています。湿地が広がる森林は 332,000 ヘクタールの広さを誇ります。網目のように張り巡らされた湖や、色鮮やかなサンゴ礁には、思わず息をのんでしまいます。この広大な敷地を巡るツアーに参加して、生態系や公園の歴史についてより深く学んでみましょう。
公園の北東にあるコシ ベイを周るウォーキング ツアーもおすすめです。湾一帯に生息する亀の様子を眺めた後は、交尾や餌やりの仕方、亀が直面している厳しい環境などについて深く掘り下げて学ぶことができます。この公園にはツアーの代理店もあるため、シュノーケリングやスキューバダイビングにも挑戦できます。ひとたび水面下に潜るとそこは別世界。湾が育んだ豊かなサンゴ礁を背に、彩りに溢れた無数の魚達が縦横無尽に泳ぎ回ります。
海岸沿いの森を切り開くようにして伸びる小道は、まるで迷路のよう。歩を進めていくと、ビーチもちらほら。マビビ、アイランド ロック、ブラック ロックは日光浴にうってつけです。砂丘の景色を満喫しながら、暖かな日差しに浸りましょう。
公園の南側に横たわるセント ルシア湖は、南アフリカで最大の河口です。船に乗って、移り行く風光明媚な景色をじっくりと満喫しましょう。広々としたこの湖には、カバやクロコダイルなどの珍しい生物も生息しています。この辺りはキャンプ場も豊富で、フォールス湾公園、uMkhuze Mantuma Camp、セント ルシア公園などがあります。
南アフリカ国内で最大の湖は、シベイイー湖です。山々や緑に溢れた砂丘を背景に、この巨大な湖を思い出の 1 枚に収めましょう。写真を撮ったらカヤックに乗り込んで。湖をあちこち周っていると、カバやクロコダイルに出会えることもあります。
公園の南側は、Maphelane と呼ばれるエリアです。仕事を終えて沖合から戻る漁師達が多く見られます。Maphelane Dune も一見の価値があります。この公園で最も高い砂丘で、木々に覆われています。見上げると、その大きさに驚嘆してしまいます。
この公園は、1999 年に南アフリカで初めて世界遺産として登録されました。公園に名付けられたイシマンガリソとは、「奇跡」や「驚異」を意味し、この保護区が誇る大自然の美しさを表現したものです。
イシマンガリソ湿地公園は、早朝から夕方まで毎日開園しています。入場料が必要ですが、お子様には割引価格が適用されます。
イシマンガリソ湿地公園は、セントルシアの街の北端から北に向かって横たわっています。南アフリカの北東に位置するこの公園は、スワジランドとモザンビークの国境線からもほど近くです。公園内をドライブするには、車両許可証を購入する必要があります。
