ヒポキャンパス プロジェクト オフィスは、タツノオトシゴに関する研究および保護センター。ここでは、世界中から集められた 54 種のタツノオトシゴについて、生物学者と獣医が緊密に連携しながらチームで研究を行っています。ヒポキャンパス プロジェクト オフィスでは、知識の豊富なガイドの案内で、水族館エリアや研究施設を見学できるツアーを開催しています。
水族館の水槽にいる生物を、ガイドに説明してもらいながら見て回りましょう。タツノオトシゴは、自然の生息環境から採取されたものの他、この施設の研究施設で飼育されたものも展示されています。世界中から集められた 54 種類のタツノオトシゴのうち、エレクトス、パタゴニカス、リーディ (ロングスノート) の 3 種はブラジル近海に生息しているものです。
この小さな海の生き物たちの寿命やふ化期間についても学びましょう。熱帯や温帯の海に生息するタツノオトシゴは、産卵からふ化にいたるまで12 日かかります。一度の産卵で生まれる稚魚は最大 1,500 匹。養殖の取り組みによって、タツノオトシゴの将来的な個体数を維持していることにも注目。
この施設では、ブラジル北東部のペルナンブコ州で広く見られる魚も展示しています。カクレクマノミ、ロブスター、ウツボ、エビなど、色とりどりの海の仲間を見ることができます。
展示室は火曜日から金曜日まで開館しています。入館は有料です。ただし、お昼の数時間は閉まるので注意。
ヒポキャンパス プロジェクト オフィスは、イポジュカのポルタ デ ガリーニャスに位置しています。ヴィラ デ ポルト デ ガリーニャス ビーチなど、天然のプールも併せて訪れてみましょう。カンボア ビーチ、クーペ ビーチ、ムーロ アウト ビーチなどの近隣のビーチでは、バギー ツアーに参加できます。また、サーフィンならマラカイペ ビーチがおすすめ。タツノオトシゴやカニの繁殖場所としても知られるマラカイペ川で、クルーズを楽しむのも良いでしょう。