メルボルンには秘密の路地があり、そこにはお宝が隠されているという噂は本当でした。それはハードウェア レーンのこと。良質のレストランやバーが軒を連ねる歩行者専用道です。この通りはいつもにぎやか。現代的なおしゃれな店や外国料理を出すレストランなど、お気に入りの店を見つけ、美味しい料理を堪能しましょう。また、通りには、ジャズを演奏するミュージシャンがいます。
ハードウェア レーンには昼も営業するレストランも多いですが、この通りが本当ににぎやかになるのは夜。ぶら下げられたランタンとガス ヒーターのオレンジ色の火が店のテラス席を照らし、通りに温かい雰囲気をもたらしています。通りを歩きながら、順番に各レストランのメニューを見て、店を決めましょう。伝統的なイタリヤ料理やフランス料理も良いでしょう。現代的にアレンジされたアジア料理もおすすめです。ハードウェア レーンには、本当にさまざまな店があるので、迷ってしまうかもしれません。店が決まったら、ウェーターにおすすめなど聞きながら、注文を決めましょう。
ハードウェア レーンで座るべきはテラス席。多くの店がテラス席を用意しています。注文し終わったら、しばし通りを観察してみましょう。地元の人も観光客らしき人もたくさん通って行きます。レストランでは、料理とともに地元のワインも味わうことをおすすめします。
週のほとんどの曜日には、ソフトなジャズを演奏するミュージシャンが回ってきます。テラス席の客に近づいては演奏していきます。演奏が気に入ったら、チップを渡すか CD を買ってあげましょう。レストランによっては、室内で生演奏を行っている店もあります。
食事の後は、ハードウェア レーンでバーのハシゴといきましょう。ワインは地元のワインも輸入ワインも両方あります。ノンアルコール ドリンクもカクテルもそろっています。地元で作られたクラフト ビールもおすすめです。
ハードウェア レーンのレストランやバーの開店時間はばらばら。昼から開ける店もあれば、夜だけの店も。この通りが歩行者専用道になるのは、午前 11 時から午後 11 時までです。ハードウェア レーンは、メルボルンのダウンタウンにあるエリザベス ストリートとクイーン ストリートのほぼ中間。南北に走り、それぞれバーク ストリートとロンズデール ストリートにつながっています。最寄りの駅はメルボルン セントラル駅。駅から徒歩で約 8 分です。また、ハードウェア レーンに隣接する通りには路面電車も通っています。