サクレクール教区教会は、ルルドの宗教的な建造物のひとつ。教会の建設は 1875 年に始まりました。ネオロマネスク様式の建物です。この教会の前身となる教会で洗礼を受けたという、ベルナデット スビルーの伝説があります。
この教区教会の正面にある小さな広場の石畳を歩きましょう。ファサードが印象的で、中央に高い時計台がそびえています。この時計塔はルルドの街を代表する建物。かなり遠くからでも見ることができます。
教会の正面には、入り口を含め 3 つの大きなアーチがあります。鉢植えの植物が並ぶ階段を登り、堂々とした柱廊を歩きます。ルルドの緑豊かな美しい丘を背景にして、中央のとがった尖塔を写真に収めましょう。
教会内部の身廊は大きくて広々としており、静ひつな雰囲気に満ちています。特に注目すべきは、ベルナデットが洗礼を受けた洗礼盤と、鐘楼の下の聖人像です。ベルナデットが聖母マリアの幻視を経験した時代にルルドの司祭であったアボット ペヴラマレの墓も一見の価値があります。
上を見ると、興味深いデザインのシャンデリアがつり下がっています。祭壇の後ろの巨大なオルガンとキリストの彫刻にも注目。ステンドグラス窓から降り注ぐ色とりどりの光がオルガンと像を照らしています。
教区教会の歴史についても知っておきましょう。この場所にもともとあった教会が全焼し、その後再建されました。焼失前の教会で幼児洗礼を受けたベルナデットは、聖母マリアの顕現を見たとされる聖女です。
サクレクール教区教会は、ルルドの街の中心部の比較的高い場所にあります。ルルド駅から 10 分ほど南へ歩くと教会にたどり着きます。十字架の道行き、奇跡のメダイ博物館、城塞 / ピレネー博物館など、近くの見どころも必見です。城塞は丘の上にあり、教会の入り口から見ることができます。