ノルウェー旅行の途中でドランメンに立ち寄れば、川沿いをゆっくり散策したり、アウトドア アドベンチャーやアートを楽しんだり、歴史あるビール醸造所を訪れたりしながら、格別の興趣を味わうことができます。古くから地域産業の要として栄えてきたドランメンは、穏やかに流れるドランメンセルヴァ川の両岸にまたがる魅惑的な街で、ノルウェー南東部にあるブスケルー県の県庁所在地です。
ドランメンの街路は起伏が少なく、中心市街もこぢんまりとまとまっているので、徒歩で観光して回ることができます。まずは、川の北側にある市の中央広場、ブラゲルネス広場へ向かいましょう。カフェ テラスで街の人たちを観察したり、夏にはドランメン エルヴェフェスティバルなどのフェスティバルで野外コンサートを楽しんだりして過ごすことができます。城を思わせる庁舎の建物、19 世紀のネオゴシック建築のブラゲルネス教会を鑑賞し、
川沿いを足の向くままに歩くと、緑の草に覆われた川土手で地元の人たちが日光浴や水浴びを楽しむ姿を目にします。ウォーターフロントのカフェで眺めを楽しみながら、ノルウェー最古のビール醸造所、Aass ブルワリーで各種ビールを味見しましょう。色とりどりのタウンハウスに囲まれた Gamle Kirkeplass の手入れが行き届いた庭園やドランメン劇場でリラックスしましょう。劇場ではオーケストラのコンサートやバレー、ミュージカルの公演が行われています。
Y 字型のイプシロン橋を渡って川を超え、文化の香りが漂うユニオン ブリッゲ地区に行ってみましょう。コンサート ホール、レストラン、ブティックが軒を連ねています。1843 年に建てられた木造のストロムスゴッセ教会は、建築物としてもとても興味深いものです。ドランメン博物館ではブスケルー地方の陶磁器、織物、ガラス細工、民芸品を見ることができます。
市街周辺の丘陵地を通る道を歩いて、その先にある Sprialtoppen から、市街を見渡しましょう。この展望台へは丘陵地を通るジグザグのトンネル道を抜け、車で超えて行くこともできます。アウトドア派向けの本格的なアクティビティに取り組むなら、一万年前に形成されたとされる Kjosterudjuvet 峡谷がお勧めです。大自然の中のトレイルをたどりながら湖や滝を見て回るほか、峡谷の断崖絶壁から飛び降りたり、アプザイレンで降下したりするアクティビティを体験することができます。雪が降る季節には、ドランメン スキーセンターでスキーやスノーボードを楽しみましょう。
楽しみ満載のドランメンは、オスロでも人気の旅行先の 1 つです。ベルゲンとオスロを結ぶ鉄道路線を利用して、息をのむような風景を車窓に見ながら旅することもできます。