ポルトガルの斬新な音楽施設、カーザ ダ ムジカ。クラシックでもポピュラー ミュージックでも、好きなコンサートを聴いたり、流行のレストランで食事をしたりできます。
2 つのすばらしいホールを擁するカーザ ダ ムジカ。世界中の音楽が楽しめる施設です。バー エリアや最上階のレストランはナイト スポットとしても大人気。カクテルを傾けたり、おいしい食事を楽しんだりしましょう。
ボアヴィスタ通りを歩いていくと、白亜の建物が目を引きます。アシンメトリーの箱のようなこの建物が、カーザ ダ ムジカです。設計は、オランダの建築家レム コールハースによるもの。2001 年にポルトが欧州文化首都に選ばれたことを記念して建設されました (完成は 2005 年)。じっくりと見る価値のある、特徴的な建築物です。
カーザ ダ ムジカを楽しむには、2 つあるホールで演奏会を観るのが一番。大きめのホール、Sala Suggia の座席数は 1,238 席。主にクラシックの演奏会が開かれます。小さい方のサーラ 2 では、ポルト内外のバンドやソリストのパフォーマンスが楽しめます。
コンサートが開かれていないときは、建物の内部や美しいホールを見学できます。注目すべきはホールの壁。パイン材のベニヤに型押しを施すことによって、ホール全体にすばらしい音響効果をもたらしています。ガイド付きのツアーに参加すると、建物についてより詳しく知ることができます。ツアーは午後に開催されており、所要時間は約 1 時間。英語のガイドもありますが、前もって電話しておくと確実です。
アーティスト バーは、簡単な軽食が食べられるセルフ サービス式のエリア。演奏会の前の腹ごしらえや、友達とのランチにぴったり。最上階からの広場の眺めも抜群です。
カーザ ダ ムジカは、ポルト中心部のボアヴィスタ地区にあります。アクセスは、バスかメトロが便利。大きな有料駐車場も利用できます。
