イタリアからの移民が多く、コスモポリタンな雰囲気漂うアルゼンチンの首都。コーヒー ショップでリラックスしたら、海沿いの村々にも足を伸ばしてみましょう。
海沿いに魅力ある集落が点在するブエノス アイレス州。世界的には同名の州都のほうが有名でしょう。イタリアやスペインからの移民が多く、南米で最もヨーロッパの雰囲気が漂う都市とも言われます。市内を散策したら、ビーチにも行ってみましょう。
首都の見どころの 1 つはラ ボカ地区。ここにはカミニート ストリート美術館があり、イタリアからの移民が到着した頃の港の様子を伝えています。近くのサン テルモ地区も訪れましょう。エレガントな建築物が魅力です。ドレーゴ広場ではタンゴを踊る姿が見られる上、毎週日曜日にはストリート マーケットが開催されます。
由緒あるテアトロ コロンでは演劇を鑑賞するのはもちろん、ガイド ツアーにもぜひ参加したいもの。プエルト マデロ地区もおすすめ。川沿いを歩いて行くと、印象的な形をした乙女の橋が見えてきます。
北西に少し行ったところにあるのは、トレンディなパレルモ地区。パレルモ ソーホーにはファッショナブルな店が並びます。テレビ局のスタジオが集中しているためパレルモ ハリウッドと呼ばれるエリアには、有名なアルゼンチン ステーキの店もあります。
軽便鉄道のトレン デ ラ コスタに乗りましょう。車両からきれいな景色を眺めながら走るこの路線の沿線には、サン イシドロを始めとする郊外の高級住宅地が続きます。終点は、南米のヴェニスと呼ばれているティグレです。ティグレを巡るには、運河を走るボートに乗りましょう。ティグレ美術館で芸術鑑賞はいかがですか。子供を連れて行くなら、プールや滑り台、ローラー コースターなどがそろう遊園地、パルケ デ ラ コスタがおすすめです。
バスに乗り、南東に約 5 時間行くと、ピナマル、カリロ、ビージャ ヘセル ビーチなどの砂浜に到着。深い森の中を巡ったり、レンタルしたバギーで砂丘を駆け抜けたりして楽しみましょう。村のチョコレート ショップでおいしいおやつを買うのも楽しみの 1 つです。
12 月から 3 月は暑い夏。その他の時期は冬と気まぐれに来る雨季です。ブエノス アイレスに来たら、ぜひ伝統的なマテ茶を飲みながら、アルファフォーレスと呼ばれるチョコレートのお菓子を召し上がれ。
ブエノス アイレスの国際空港または国内空港に到着したら、街の中心部へはタクシーかバスを利用しましょう。ブエノス アイレス州の東側にはラ プラタ川が流れていて、川の向こう側はウルグアイです。
ヨーロッパ文化と南米文化が融合したブエノス アイレス。歴史ある建物を鑑賞するにも、ショッピングを楽しむにも最適です。