ボテロ ミュージアムでは、コロンビアの有名な芸術家、フェルナンド・ボテロの作品を見ることができます。また、サルバドール・ダリやパブロ・ピカソなど、世界的に有名な芸術家による絵画も展示されています。2000 年に、ボテロが自作の絵画や彫刻、また私的に収集していた世界の巨匠の作品を合計 200 点以上寄贈して、この美術館がオープンしました。
西棟には、フェルナンド・ボテロによる絵画、スケッチ、彫刻などが 123 点展示されています。このコレクションの大半は 20 世紀の終わりに制作されたもので、肉感的な姿を好んだボテロの趣向を表現した作品が多数見られます。カラフルな『パレハ バイランド (踊るカップル)』や、『モナリザ』を鑑賞しましょう。後者はレオナルド・ダ・ビンチの名画『モナ リザ』のパロディーです。
ポール・セザンヌやギュスターヴ・クールベといったフランス人画家の肖像画を含む、ボテロの鉛筆画にもご注目ください。彫刻のセクションにも、『馬上の男』や『夢』など、丸みを帯びたボテロの作品が展示されています。
東棟に行くと、海外の作品が 85 点展示されています。コレクションには、フランシス・ベーコン、クロード・モネ、ピエール = オーギュスト・ルノワールといった巨匠をはじめ、多くの芸術家の作品が含まれています。サルバドール・ダリの『回顧的女性胸像』や、パブロ・ピカソの『パイプを持って座る男』など、有名な作品も見ることができます。コレクションは、19 世紀のフランス印象派から 20 世紀の現代美術へと年代順に展示されています。
歴史的なカンデラリア地区にあるボテロ ミュージアムは、ボゴタのダウンタウンのボリバル広場から徒歩ですぐの、マンサナ文化センターの一部です。最寄りの地下鉄駅は、正面入口から歩いて 10 分です。近くにあるルイス アンヘル アランゴ図書館にメーター式駐車場もあります。
ミュージアムは火曜日以外は毎日開館しており、入場は無料です。開館時間やガイド付きツアーのスケジュールの詳細は、公式ウェブサイトでご確認ください。少額の料金でオーディオガイドを借り、コレクションやアーティストについて学ぶこともできます。
