ボスコベルは、ジャマイカ北岸の小さな街。クルーズ船の寄港地からちょっと足を延ばしたところにあり、豪華なリゾートが集まっています。青い空、白い砂、透明な海、風に揺れるヤシの木々。カリビアン ドリームを思う存分楽しみましょう。
旅行者がボスコベルを訪れる主な理由となっているのが、海岸線沿いに広がるビーチズ オーチョ リオス リゾート アンド ゴルフ クラブ。家族連れも楽しめる広大な施設です。このリゾートには、ウォーターパークや子供向けのゴルフ プログラムなど、たくさんのアクティビティが用意されています。
ここには必要なものがすべてそろっているので、リゾートの外に出なくても済んでしまいますが、周辺地域を観光する拠点として利用することもできます。海沿いのこのエリアは、ノエル カワードやイアン フレミングにインスピレーションを与えた場所。ジェームス ボンド ビーチやゴールデン アイは、オチョ リオスの見どころとして挙げられることが多いですが、実際にはボスコベルに近い場所にあります。スリル溢れる任務を遂行するために、美しい海辺の街に送り込まれた秘密諜報員になった気分になれるでしょう。
ボスコベルのすぐ東側にあるオラカベッサまで、車で行ってみましょう。バナナの栽培を行う古い町で、伝統的なジャマイカ建築が並びます。この街にも美しいビーチがあり、趣があるにぎやかなコミュニティが形成されています。ボスコベルの西側にあるのは、ソルト ガット。巨大リゾートに隠れてしまうような小さなエリアですが、活気あふれる魅力的な街です。
地元の団体は、ここ地域特有の美しい自然をさらなる開発から保護しようとしています。ボスコベルの沖には魚たちの聖域と言える場所がいっぱい。ダイビングやシュノーケリングを楽しむなら、鮮やかな色のサンゴや風変わりな海綿動物、カニ、ウナギ、ウミガメや熱帯魚を探してみましょう。オチョ リオスからツアー バスや、ジャマイカ特有の相乗りタクシーに乗ると、道を進むにつれて景色がまばらになっていくことに気づくでしょう。ホテルやバーが並ぶ景色も、鮮やかな青い海沿いを通っていくと、熱帯雨林のひっそりとした道へと変わっていきます。
イアン フレミング国際空港がある街として知られるボスコベル。ジャマイカで最も新しい交通拠点です。ボスコベルは、バカンス地として人気のオチョ リオスや、リオ ヌエーボの史跡から車で 20 分の場所にあります。