バンタヤン パブリック マーケットは、名産の魚の干物と手ごろな価格の商品が並ぶことで有名な食料品市場。「パブリック マーケット」と書かれた大きな看板が目印のこの市場は、バンタヤン島の生活の中心です。多くの屋台が並んでいるので、店先をのぞきながら売り子と言葉を交わせば、この島の文化を知るきっかけになります。
市場は海沿いに建物が何列も並び、近海で採れた魚が店先で売られています。スルメなど、ずらりと並んだ名産品を買って、家族や友人と楽しみましょう。フィッシュ タパやダンギットと呼ばれる干し魚もおすすめです。独特のアクセントがあるビサヤ語が飛び交い、異国情緒をかきたてます。
フィリピンにも旅先でお土産 (パサルーボン) を買うという文化が根付いています。この風習は家族の絆を深め、再会を祝うものとして、フィリピンで大切にされています。パサルーボンの定番は、手工芸品、おもちゃ、食品など。日本へのお土産に何か買いませんか。
魚や豚肉だけでなく、新鮮なフルーツや野菜も売られています。売り子と値切り交渉をするのも楽しみのひとつです。島で栽培されているマンゴー、ジャックフルーツ、スターアップルなど、おいしいトロピカル フルーツがずらりと並んでいます。香辛料やハーブのお店をのぞいて、チリやショウガを買ってみては。
休憩するなら、たくさんあるレストランで地元の料理を手ごろな値段で楽しめます。人気メニューは、豚肉のスープ、麺類、米料理です。
市場から東へ数ブロックの距離にある教会や郵便局は、バンタヤン パブリック プラザのすぐ隣です。この広場は木々の間を小路が続く優美な造りです。
バンタヤン パブリック マーケットはバンタヤン島の南西部にあり、スバ地区との境に位置します。南にはボトン島も見えます。近隣には、聖ピーター & ポール教区教会、バンタヤン市営ターミナル、バンタヤン パブリック プラザなどの見どころがあります。