アップルトン エステートは、ジャマイカのサウス コーストから内陸に入った場所にある有名なラムの蒸留所。極上のラムの味と香りを楽しみましょう。この醸造所には、ジャマイカの人たちがこよなく愛するラムの歴史と伝統すべてが染み込んでいます。
ラム愛好家にとってはまたとない体験ができるのはもちろん、誰にとっても興味深い場所です。サトウキビの収穫から発酵、樽での熟成、さらにアップルトン独特の手作業でのブレンドまで、ラム造りの伝統的な工程をじっくり見ることができます。見学した後は、お土産を選んで帰国後の楽しみに。待ちきれないという方は、ジャマイカの熱い空気のもとで味わってみても。ギフトショップではさまざまなラム製品が販売されていて、敷地内のカフェでは軽食とともにラムを味わうこともできます。
アップルトン エステートでは、かつてロバを使ってサトウキビの圧搾を行っていました。現在飼育されているパックスという名前のロバが、その様子を実演してくれます。ラム造りに欠かせない新鮮な水は敷地内の湧き水です。
一面に広がる緑のサトウキビ畑を歩いてみましょう。現在、収穫作業は機械とマチェーテと呼ばれる山刀を使って行われています。手絞りの新鮮なサトウキビジュースも試してみたいもの。広さ 4,450 ヘクタールのこのエステートは、ジャマイカ最古のサトウキビ農園と蒸留所。質の高いラム酒の産地として知られるジャマイカの重要な歴史を担ってきました。スペインに代わりイギリスがジャマイカを支配するようになった 1655 年に設立され、その後間もなくラム造りが始まりました。
現地に行く際には、あらかじめドライバーを決めておくか、相乗りのルートタクシーを手配しておきましょう。アップルトン エステートのツアーに参加すると、ラム パンチに始まりさまざまなラム製品を試飲できます。家族連れでもご安心を。子供やお酒を飲めない人には代わりにサトウキビ パンチがふるまわれます。ツアー ガイドに質問すれば、さらに詳しくラムについて教えてもらえるでしょう。アップルトン エステートはラコビアの近くにあり、北海岸の主要なホテルからは少し離れています。道中の美しい景色を楽しみながら現地を目指しましょう。