巨大なエンジェル オブ ザ ノースはイギリスを代表する現代彫刻の一つ。大きな翼をたずさえたスチール製の天使の像は、緑豊かな丘の上で、このエリアを訪れる旅行者を迎えてくれます。彫刻の横に立って撮影すると、小人と巨人のようなユニークな写真を撮影することができます。
北部の街、ゲーツヘッドとニューカッスル アポン タインに車で向かうと、丘の上から見下ろすように立つエンジェル オブ ザ ノースの姿が見えます。1998 年にアントニー ゴームリーが手がけたこの作品は、国中の関心を集める作品となりました。家族連れの方は、周辺の芝生に座って、彫刻のそばでピクニックを楽しむのがおすすめです。
エンジェル オブ ザ ノースの巨大な翼の長さはなんと 54 m。翼は少し前傾しており、優しく包み込んでくれるような印象を与えています。曲線を描く赤褐色の巨大なボディも間近で見学してみましょう。
周辺地域や国の文化にも影響を与えたエンジェル オブ ザ ノース。彫刻の模型は、建設中に莫大な金額で取引されました。さらに、オーストラリアのキャンベラなど、遠く離れた場所にも、彫刻のレプリカが展示されています。
エンジェル オブ ザ ノースは、工業社会から情報社会へと経済が移り変わったこの地域を反映するテーマを基にした、シンボル的な作品。また、何世紀にもわたって丘の下の炭鉱で働いていた作業員たちを称える記念碑としての役割も担っています。
エンジェル オブ ザ ノースはいつでも無料で訪れることができます。開けた丘の上という場所にあるため、強風にも耐えられるよう、彫刻には耐候性の強い素材が使用されています。
エンジェル オブ ザ ノースはゲーツヘッド中心部から南にわずか 5 km ほどの場所に位置し、近隣にはラムズリーやレイブンズワース ゴルフ クラブがあります。高速道路を通る際には、エンジェル オブ ザ ノースに立ち寄ってみましょう。無料のパーキングスペースがあるので、車や自転車で訪れることができます。