久米島は沖縄本島から西に100キロほど、東シナ海に浮かぶ人口1万人弱の離島です。プロ野球のキャンプ地や沖縄きってのダイビングスポットとして知られていますが、山と海の両方に多くの魅力を備えた観光スポットとして人気が高まっています。
陸上の観光スポットとして有名なのが、ラムサール条約の登録地ニブチの森です。国際的に貴重な湿地でもあり、多くの野鳥を見かけるほか、リュウキュウヤマガメなど珍しい生き物を見かけることもできます。ミステリースポットといわれるおばけ坂は、下り坂が上り坂のように見えるという錯覚が起こる不思議な場所です。坂にレンタカーを止め、ニュートラルにすると、車がゆっくり坂を上がっていきます。空き缶やボールを置いてもそんな不思議な体験が可能です。
海の観光スポットとしておすすめなのは、白い砂が美しいイーフビーチでしょう。日本の渚100選に入り、干潮時には遠くまで歩いて行けるほど遠浅です。バナナボートやマリンジェットといった多様なレジャーで遊ぶことができます。また、ハテの浜は白い砂浜だけでなく、シュノーケルをつけて水中観察もできます。色とりどりの熱帯魚が泳ぐようすは旅行気分を盛り上げてくれることでしょう。
このほか、昔の沖縄の姿を伝える古民家やグスク時代の城跡である宇江城城跡も歴史ファンなら訪れたいところ。小さな島ですが、1年中どの季節に訪れても満足できる魅力満載の場所が久米島です。エクスペディアでは、久米島の宿やホテルについて紹介します。