栃木市の交通の中心である栃木駅は、JR両毛線と東武鉄道日光線が乗り入れる駅です。
栃木市は埼玉県の川越市や千葉県の香取市と並び、「小江戸」と呼ばれる古い街並みが有名です。栃木駅の北口から徒歩15分ほど進むと、小江戸・栃木の風情をそのままに残す昔ながらの街並みが続いています。日本古来の建築様式である蔵造りの商家などが多数残っていることから「蔵の街」と呼ばれ、見世蔵や土蔵群など、当時の形のままの蔵が100m以上にわたって並んでいます。
蔵の街には郷土参考館や塚田歴史伝説館、横山郷土館、とちぎ歌麿館など、小江戸・栃木の歴史や文化を広く知ることができる美術館や博物館があり、散策の途中にも立ち寄れます。
また、栃木市の街中を流れる巴波(うずま)川からの風景を約20分にわたりゆったり楽しめるのが、蔵の街遊覧船です。船頭による栃木河岸船頭唄(とちぎかしせんどううた)と、歴史や地域にまつわる逸話などを語り聞かせてくれます。
春には桜まつりや鯉のぼり、夏にはあじさい祭りや百八灯流しなど、栃木市では四季を通じてさまざまな祭りやイベントも行われており、いつ訪れても楽しめる観光スポットです。栃木駅周辺のホテル情報は、エクスペディアで検索してみましょう。