8/10 (良い)
kmiya、和歌山県南部
2012 年 2 月 15 日
良かった点 : 清潔度、スタッフとサービス、施設のコンディションと設備、客室の快適度
中長期の滞在にお薦め
今回は２週間の滞在であった。事前にオーナーとメールでやり取りし、到着予定時間などを連絡した。
空港からはまずミッテ駅に出て、地下鉄U4に乗換え、一番近くの駅から歩いてアパートに向かったが、看板が小さく、入り口を見つけるのに少し難儀した。Kaiserとあるドアベルを押すと、中から長身のオーナーが現れて、案内してくれる。オーナーは英語が堪能。建物の一角がアパートゾーンになっているが、１階なので荷物も運びやすかった。鍵は、建物のドア、アパートゾーンのドア、アパートの部屋のドアの３つが渡されるが、最初間違えて別の部屋の鍵を渡されてしまったので、鍵の使い方を教えてもらう際に実際に使って確認した方が良い。一通り説明があった後、部屋代と使用後のクリーニング代をまとめて前払いで支払った。カードはマスターとVisaのみ。
今回は一人だったので、一番小さい部屋を使った。部屋の定員は2名だが、ベッドもダブルだし、二人だと少し手狭に感じるかもしれない。建物は古めかしいが、部屋はリフォームしてそれほど経っていない様子で、まずまず新しい感じ。１月の一番寒い時期であったが、セントラルヒーティングは十分に効いていた。エアコンは無いので、夏は暑いかもしれない。部屋の装備は、必要最小限のものは揃っており、壊れたりしているものは無かった。浴室はシャワーのみのユニットバス。洗濯機は廊下にあり共用。１台しか無いが、アパートが３部屋なので、長時間占領されて困るような事は無かった。乾燥機は無い。シーツとタオルは廊下の棚に置いてあり、自由に交換できる。
フランツヨーゼフ駅の近くで、街の中心からやや離れている感があるが、実は最高のロケーションにあり、トラムDでリンクの南側を通過してベルヴェデーレまで、トラム5番で西駅まで、地下鉄U4でリンクの北～東側を通過してシェーンブルンまで、各々乗換え無しで移動できる。更に駅近くのスーパー(Billa)は、ウィーンでは珍しく、土日も含めた毎日夜9時まで営業しており、非常に重宝した。周りはそれほどうるさくなく、治安が悪い様子も無かったが、アパートの入り口がある通りは、夜は人通りがほとんど無く、街灯も暗かったので、警戒はした方がよい。
引き払う際は、特に手続きなどは必要なく、オーナーから指示された場所に鍵を置いて、そのまま出て行く事が出来る。
１～２週間の滞在で、自炊しながらのんびりウィーンを楽しむといったシチュエーションであれば、ロケーションも含めて、断然お薦めできる。