アゴストのオプショナルツアー

スペイン沿岸部を訪れる多くの人がまず立ち寄るのが、このアリカンテ港です。アリカンテの海運業の大半が近隣のバレンシアへ移行された 1980 年代に、この港湾地区は再開発されて観光地化が進みました。現在では、クルーズ船、フェリーやプレジャー ボートからこの港に降り立つ人の数は、毎年 8 万人にのぼります。港の周辺地区は、最適なレストランやバーを探しながら遊歩道を散策する地元の人や観光客で、ほぼ 1 日中にぎわいます。

アリカンテの観光名所を巡ったあと少し涼みたいと感じたら、この美しいビーチへ向かいましょう。ずっと地中海で泳ぎたいと思っていた人にとって、ここはその夢をかなえる絶好の場所です。アリカンテの有名な港湾地区に隣接するポスティゲ ビーチは、市内から歩いて行くことができ、気軽に泳ぎに行くのにぴったりです。

数十年に及ぶスペイン沿岸部の観光開発によって、海辺の町からは伝統的な特徴がいくつも失われました。しかし、そうした変化にあらがってきたエル カンページョの町とカンページョ ビーチでは、今でも南スペインらしい魅力の中で、海辺の休日をお楽しみいただけます。ビーチで選りすぐりのウォータースポーツを楽しんだり、活気あふれる漁港を訪れて行き交う船を眺めたりしてみてはいかがでしょう。どこまでも続く広い手つかずの白い砂浜を散策すると、海辺の美しい建物や、何世代にもわたって築かれてきた地元の人たちのゆったりとした生き方が見られます。カンページョ ビーチは、アリカンテを訪れる人にぴったりの日帰り旅行先であり、家族向けの海水浴場です。

スペインの人びとが信じられないほどの情熱を傾ける「食」は、日々の生活の中心となっています。アリカンテに住む多くの人にとって 1 日が始まる場所であるセントラル マーケットは、街の真ん中にある巨大な生鮮市場です。広い面積を占めるこの市場は、2 階構造になっており、200 を超える店が入っています。その多くは新鮮な農産物や肉を売る店ですが、中には保存のきく品物もありますので、本場のお土産を買うのにぴったりの場所です。ビーチやベナカンティル山に向かう前に、この市場に立ち寄って、安くて健康的な食材をピクニック用に購入し、それと同時に現地の慣習にふれてみてはいかがでしょう。

夕方の散歩が大好きなスペインの人たち。散歩を表す「パセオ」という言葉もあります。エクスプラナーダ デ エスパーニャは、活気ある港湾地区を海岸沿いに走る遊歩道です。この道は、600 万枚を超える大理石のタイルで舗装されていて、赤、白、黒の模様は、地中海の波を表しています。昼も夜も人通りが多く、街でも屈指の人気を誇る歩道の 1 つとなっています。

セベリアーノの頭文字から取った、S 字形の湖のあるアリカンテ ゴルフコースは、セベリアーノ バレステロスとアリカンテの人々が誇る自慢のコースです。1998 年のオープン以来、増加するスペインのゴルファーと、海水浴の合間にゴルフを楽しむ人々の両方のニーズを満たしてきました。アマチュアにも愛されるチャンピオンシップ ゴルフコースです。クラブを持参することも、現地でレンタルすることも可能。巧みに設計されたグリーンでプレーを楽しんでください。

アリカンテの歴史あるタウン ホールは、街で最も目につく建物の 1 つです。アユンタミエントとしても知られるこのホールが建設されたのは、かつてカーサ デ ラ シウダー (市役所) があった場所です。建物の 2 つの塔は、高さが 50 m (165 フィート) あり、アリカンテの旧市街にそびえています。