レヴェリン要塞は、ドブロブニクの港と街の東部を守るために城壁の外側に建てられた砦です。現在も保存状態がよく、内部は博物館として一般公開され、夜にはクラブとして、夏にはフェスティバル会場として使用されています。 トルコ軍からの攻撃を防ぐために要塞の一番古い部分が建設されたのは、1462 年のことです。その後、アドリア海の支配権をめぐって争った最大の敵国、ベネチアが大きな脅威となった 16 世紀に、要塞は拡大、強化されました。 要塞の地上階にはドブロブニク考古学博物館の常設展が 2 つ入っています。ぜひ訪れて、ドブロブニクの歴史を学んでください。「アーリー メディイーバル スカルプチャー展」(中世初期彫刻展) には、教会の祭壇の欄干や説教壇、円柱や柱頭など、8 ～ 12 世紀の石造りの教会調度品が展示されています。レヴェリン展では 15 ～ 16 世紀に行われたレヴェリン要塞の建設工事について学ぶことができます。展示場は水曜日がお休みです。要塞の 1 階は多くの場合、会議やプレゼンテーション、イベントの会場として貸し出されています。運よく予約が入っていなければ、アーチ型天井が見ものの広々とした部屋の中に入って、すばらしい建築美を堪能することができます。 最後に、要塞の屋上に広がる石造りのテラスにのぼって、古い港を一望する絶景をお楽しみください。とても広いため、毎年 7 月初旬から 8 月中旬まで開催されるドブロブニク サマー フェスティバルの間は、コンサート会場として使用されます。夜のレヴィリン要塞も魅力的です。ドブロブニクで最高に熱いナイト スポット、カルチャー クラブ レヴェリンでは国内外で活躍する DJ がハウス ミュージックやヒップ ホップなど、さまざまな音楽をかけ朝まで盛り上がります。クラブは要塞内の正門の近くにあります。レヴェリン要塞はドブロブニクの東部に位置し、旧市街のプロチェ門のすぐ近くです。旧市街は歩行者専用ですが、郊外や空港、港から旧市街行きのバスが運行されています。要塞は年中無休で、入場は有料です。