雪をいただく雄大な火山。世界的に有名なオソルノ火山は、日本の富士山に姿が似ていることでも知られ、絶好の撮影スポットです。
オソルノ火山はきれいな三角形。プエルト バラスの人々はこの山を見て、自然への畏敬の念を感じます。雪の残る孤峰は、広大なジャンキウエ湖の南東部に位置し、チリ南部に広がる驚異の地形の象徴。山の絶景を堪能するだけでなく、火山でのスキーも楽しめます。
山頂のスキー リゾートへは、ツアーがおすすめです。道具一式はレンタルでき、スキーやスノーボードをすぐに楽しめるのはもちろん、レッスンも受けられます。スキー場にはさまざまな斜面があり、初心者から上級者まで存分に楽しめます。
リフトからの絶景は必見。足元には山頂の氷河が広がり、曇が多い日には、一面に広がる見事な雲海を見下ろせます。また晴れた日には、プエルト バラスやプエルト モントが見渡せ、遠くのカルブコ火山も見えます。山頂とペトロウエ川を結ぶ登山道では、美しい川の近くで古い火口跡を見ることもできます。
山頂では、眺めのいいレストランで食事を楽しんだり、カフェやショップでゆっくりと時間を過ごすのもおすすめです。
登山道の路面は、ほとんどが黒や赤の噴石でできているため、暖かい季節には、マウンテンバイクで走ることもできます。
チリ領アンデスの中でも火山活動が特に活発なオソルノ火山は、16 世紀から 19 世紀までの間に 11 回の噴火を記録。進化論者のチャールズ ダーウィンも 1835 年の噴火を目撃したと言われています。
ツアー料金にはガイド料と交通費が含まれていますが、リフトは別料金です。
オソルノ火山はジャンキウエ湖の南東岸、プエルト バラスの街の中心部のちょうど反対側に位置します。街から湖の南岸沿いを走るバスで約 50 分の距離にあるこの火山では、年間を通してさまざまな火山ツアーやイベントが催され、ほとんどが半日程度で楽しめます。