要塞のような外観 が印象的な中世の教会。聖堂内には聖書の一場面を描いた作品や 18 世紀のオルガンがあり、その外観とは対照的な美しさを秘めています。
14 世紀に建立されたゴシック様式のモンペリエ大聖堂は、旧市街の中心に位置し、塔や小塔、城壁があるその外観は、中世時代の要塞を思わせます。正式名はモンペリエ サン ピエール大聖堂。1536 年に司教座が移り、大聖堂になりました。宗教戦争中には大きな損傷を受けましたが、17 世紀に再建。宗教戦争を経て、モンペリエの歴史地区で唯一現存する中世の教会として知られています。
まずは、その印象的な外観をじっくり見てみましょう。17 世紀と 19 世紀に取り付けられたガーゴイルはこの大聖堂の見どころのひとつ。巨大な 2 本の円柱によって支えられている正面入口の上部には、かつてローマ教皇ウルバヌス 5 世の紋章が施されていました。
中に入ると、多くの芸術作品が壁に飾られているのが見えます。セバスチャン ブルドンが描いた 17 世紀の作品「魔術師シモンの墜落」は特に有名。聖書の一場面が色鮮やかに再現されているステンドグラスも必見です。さらに、ドーム型の高い天井と大きな石のアーチが、聖堂内の広い空間を引き立てています。
美しいオルガンもこの大聖堂の魅力のひとつ。その歴史は 1776 年まで遡ります。オルガンに使われているパイプの数は、見えている 140 本のほかに 5,000 本以上。オルガンの上部には、楽器を演奏する 5 人の天使の像が並んでいます。6 月から 9 月の毎週土曜日には、国内外のアーティストによる無料のオルガン コンサートが開かれます。詳細はホームページでご確認ください。




