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東ヨーロッパに位置する国ウクライナ。南は黒海に面し、東にロシア、西にポーランドなどの国と国境を接します。そのため苦難多き歴史を持ちますが、ウクライナは独自の豊かな文化を築きあげてきました。首都であるキエフは1500年もの長い歴史を持ち、街には歴史的建造物が点在しています。聖ソフィア大聖堂はキエフ最古の教会で、聖母マリアのモザイク画や、11世紀のフレスコ画など一見の価値ありです。ペチェールシク大修道院は、東スラブで最も長い歴史をもつウクライナ正教の総本山。広い敷地内には、教会、そして地下墓地など、見どころ満載ですのでたっぷり時間をとって観光しましょう。これらはユネスコ世界遺産に登録されています。もちろんウクライナの魅力は首都だけではありません。クルミア半島にあるヤルタは美しいリゾート地。黒海に面する通りのレーニン海岸通りをあるいて、美しい景色を堪能しましょう。レストランで食事をしたりショッピングも楽しめます。ロシア皇帝ニコライ2世の別荘として建てられたリヴァーディア宮殿や、つばめの巣と呼ばれるアイ トドール岬の先端に建つ宮殿は、ヤルタの人気観光スポットです。見応え満載のウクライナで素晴らしい休暇を過ごしませんか。

ウクライナのベストシーズン

ハイシーズン

ウクライナのハイシーズンは春の5～6月、そして秋の9～10月がハイシーズンです。季節の変わり目で景色が美しく、旅行の繁忙期になります。5月と10月は日本の冬くらいの気候なので、厚手のジャケットなど防寒対策が必要です。

レギュラーシーズン

ウクライナの夏で最も気温が上がる7～8月がレギュラーシーズン。最高気温は25度くらいまで上がり、乾燥しているので過ごしやすい気候です。日中は半袖で過ごせますが、朝晩は冷えることもあるので、長袖やカーディガンなどがあるとよいでしょう。

ローシーズン

ウクライナの冬である11～4月は寒さがとても厳しく観光のローシーズンになります。この時期は最高気温が氷点下で、北部にいたってはマイナス4度以上になることはありません。ホテルや航空券の料金も下がり、お得な観光ができますが、厚手のジャケット、帽子、手袋などの防寒対策は必須です。

ウクライナの空港・鉄道駅と市街地への交通について

日本からウクライナまでの直行便がないため、ロシアのモスクワ、トルコのイスタンブール、オーストリアのウィーンを経由するのが一般的です。

ボルィースピリ国際空港

キエフ市内から東に28kmの郊外にあるウクライナで最も利用されている国際空港。空港から市街地まではタクシーと空港バスを利用します。タクシーは乗る前に、運転手に値段を確認してから乗りましょう。また、近郊諸国からの国際列車はとてもよく整備されており、ロシア、ベラルーシ、ヨーロッパ各国からの入国も可能です。

ウクライナ旅行お役立ちサイト

http://www.dtac.jp/caucasus/ukraine/

DTACウクライナ観光情報局の公式ウェブサイト。ウクライナの基本情報から、国内の見どころ案内、フェスティバル、人気のアクティビティ、郷土料理についてなど様々な情報が掲載されています。旅行前にウクライナについての便利な情報を得るならこのサイトへ。

http://wikitravel.org/ja/ウクライナ

ウクライナについてのウィキトラベル。ウィキペディアの旅行ガイド、ウィキトラベルには、より詳しい気候と旅行のアドバイス、アクティビティ別お奨めスポットなど、基本的な情報が詳しく載っています。

MOFA外務省 海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

世界各地への渡航に必要なあらゆる情報、安全情報と重要な連絡先についての情報があります。

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