チョール バザールは他では見られない品物でいっぱい。陽気な店主と話したり、掘り出し物を探したりしましょうこの活気あふれる市場では、見つからないものはないといってもいいかもしれません。時計もあれば宗教像もあり、ボリウッドの小道具も電化製品も、ヴィクトリア朝の家具も売っています。開設は 150 年前。当初はショール バザール (騒がしい市場) と呼ばれていましたが、後にイギリス人が間違えてチョール バザール (泥棒市場) と発音したことから、現在の名前で呼ばれるようになりました。
マトン通りとその近隣の通りを歩けば、路面や古い建物に何百もの店がひしめいています。店頭にごちゃごちゃに積み上げられた商品は、古いものから新しいものまでいろいろ。中には、ボリウッドのポスター、真鍮の装飾品、カメラ、車の部品、陶器、鉄製の家具などの専門店もあります。根気強く探せば、お値打ち価格でユニークなお土産が見つかるかも。
商品を売ろうと巧みに話しかける店員と交渉するのも楽しみのうち。いいなと思う品物を見つけたら、値段交渉開始。ここではそれが普通です。電化製品には要注意。ここは偽物が販売されていることで有名です。自転車やスクーターに乗ったチャイ ワーラー (紅茶売り) が人混みをかき分けてきたら、道を開けましょう。
チョール バザールは、ショッピング以外に建築物が見どころ。古い街並みの雰囲気にぴったりの建物が並びます。色鮮やかなヒンドゥー教寺院、優美なモスク、植民地時代の色あせた大邸宅。さまざまな文化が混じり合い、いろいろな宗教施設が混在しています。
チョール バザールは、ムンバイ中心部の鉄道駅、チャトラパティ シヴァージー ターミナスから車で約 15 分の場所。コラバやカラ ゴーダといった人気の観光エリアからは約 25 分です。バザールまでのアクセスは、手頃な価格のオートリキシャやタクシーが快適。バスもバザールで停まるので便利です。また、列車で行く場合は、最寄り駅のグラント ロード駅を利用しましょう。
チョール バザールの営業は土曜日から木曜日まで。保守的なムスリム地区にあるので、肌を露出しない服装で行きましょう。宗教施設では参拝者の邪魔にならないようにご注意を。