知立は、飛鳥時代には「知利布」と記されていた古い歴史のある土地です。鎌倉時代における鎌倉街道の宿駅「八橋」、江戸時代の東海道宿場町「池鯉鮒」としても栄えました。
知立神社など、歴史のある寺社仏閣が多いのがエリアの特徴。また、桶狭間の戦いの際に落城した城である知立城があったことも知られており、知立駅から近い西町児童公園には石碑が設置されています。そのほか、歴史民俗資料館、八橋史跡保存館など、歴史をたどる施設もぜひ巡ってみましょう
さらに「知立山車文楽」「知立山車からくり」も有名です。これらは江戸時代に始まった歴史ある伝統芸能で、ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。
知立は平安時代の歌にも詠まれています。かつてこの地の美しいかきつばたを見て、平安の歌人・在原業平はその名を折り込んだ歌「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞおもふ」を詠みました。春には無量寿寺で「史跡八橋かきつばた祭り」が開催されています。
知立のグルメとしては、「あんまき」が外せません。ホットケーキのような生地で餡を巻いたお菓子で、白あん、チーズ入り、オリジナル焼印入りなど、さまざまなものを楽しめます。
知立駅周辺にはビジネスホテルを中心に、多くの宿泊施設がそろっています。あなたの旅に合う宿を、ぜひエクスペディアで見つけてください。