レッチェ県の数ある街や村の中でぜひ訪れたい街、アルネザーノ。こぢんまりとした歴史地区に、価値ある歴史的建物や雄大な宮殿の数々が集まっています。街の通りは平坦で静か。歩いて回るのに最適な環境です。
まずはポルタ ランデから鑑賞しましょう。旧市街の入り口となる歴史ある門です。このアーチ門の隣りにあるのは聖母被昇天碑。レッチェ県で一般的なバロック様式の柱頭が採用されています。そして、モニュメントの上には聖母マリアの像が立っています。
次に、近くのパラッツォ マルケザーレに行ってみましょう。この 17 世紀の建物は街の古い要塞の跡地に建っています。現在、この宮殿は、アート作品の展覧会やライブ音楽イベントの場となっています。
ポルタ ランデをくぐり、聖母被昇天教会へ。1581 年に建立され、1700 年代に改修がなされています。内部にも外部にもバロック建築の特徴が表れています。メイン エントランスの両側のニッチ棚に置かれている聖人の彫刻にも注目しましょう。そこから少し歩けば聖アントニオ教会もあります。こぢんまりとしたロータリー交差点のまん中に立っているのですぐに分かります。
Cappella dell’Asilo Bernardini ではセラフィーノ エルモの絵画を鑑賞しましょう。レッチェの元首長の命で建てられた Palazzo di Selvaggio Guarini も見どころです。
街の中心部から車で少し行ったところにも、すばらしい建築物があります。その代表は緑の田園風景の中に建つサンタ マリア ディ モンテヴェルジーネ礼拝堂。内部に聖人の絵がいくつも掲げられていることで知られています。パドヴァの聖アントニオ教会もおすすめ。簡素な造りながらも十分に見る価値のある教会です。
観光はしばしお休みにして、リオネ リエシにある Il Parco Urbano でのんびりしましょう。この公園には自転車用のコースがあったり、子供用の遊び場があったり。新石器時代について学べる場所や歴史的遺跡などもそろっています。
アルネザーノはレッチェ新しいウィンドウで開くの西 13 km。レッチェからは公共バスも出ているので、主な見どころを全部見て日帰りで行って来ることも可能です。レンタカーで行く方は、通りに無料で止めることができます。