チューリッヒ動物園では、世界各地の風景と生態系を再現したいくつかのエリアに、360 種類以上の動物たちが暮らしています。地元に生息する動物もいれば、絶滅危惧種も。クマやチョウチョ、ゾウ、ゾウガメ、ライオン、パンダなどを見たら、世界の生態系にも注目しましょう。雲霧林、砂漠、プレーリー、熱帯雨林などの環境が再現され、そこにその地に適した動物たちが住んでいます。
マソアラ熱帯雨林館に行きましょう。樹上を通る遊歩道からカラフルな動物や植物を見下ろすことができます。ここに住むのは、4 種類のキツネザル、オオコウモリ、カメレオン、オウム、トマトガエルなどです。次はパンタナール エリアへ。ここは南米の湿地帯パンタナールを再現したエリアです。春から秋にかけては、ここに住むリスザルが出迎えてくれます。
ケーン クラチャン ゾウ園も必見。アジアゾウの家族が砂地や小池で戯れています。また、このエリアには、ゾウ以外にも、ゴキブリからサソリまでのいろんな生物も暮らしています。雲霧林を横断するアンデスメガネベアも見どころ。山のような地形をよじ登るユキヒョウも見ることができます。
モンゴリアン ステッペのナイト ウォークに参加しましょう。ラクダやカシミアヤギ、ヤクに出会えます。ズーリノ ゾーンでは、人懐っこい動物たちにエサをやることができます。ここでは、アルパカ、ネザーランドドワーフ、ピグミーヤギ、シェトランドポニー、七面鳥などの家畜動物と触れ合えます。
動物園はチューリッヒベルク地区にあり、チューリッヒ旧市街の中心部からは東に 4 km ほど行ったところです。アクセスは、路面電車でツォー駅まで行き、そこからバスを利用するか、5 分ほど歩きます。車で行くのも良いでしょう。車の方は、近隣の通りにあるメーター パーキングか駐車場を利用してください。
チューリッヒ動物園は年中無休。入園料が必要です。ただし、6 歳以下の子供は無料です。春から秋の期間には、マソアラ熱帯雨林館とゾウ パークの間にトイ トレインが走ります。開園時間や入園料、主要アトラクションについては、動物園の公式ウェブサイトで確認してください。