独特な形のジシュコフのテレビ塔は高さが 215 m 以上あり、プラハの街のドームや尖塔より高くそびえています。発射間近のロケットのようなこの構造物は、市内の多くの場所から見ることができます。人目を引く未来的なスタイルのデザインと外壁に取り付けられている赤ちゃんの像に度肝を抜かれます。展望台へ向かい、360 度見渡せる街の景色を楽しみましょう。
1980 年代後半に設計、建設されたこのユニークなタワーは、世界で最も醜い建物のひとつとしてよく引き合いに出されます。奇抜さはさておき、テレビ電波を送信するアンテナとしての機能を果たしています。タワーには、カフェ、バー、レストランのほか、なんとワンルームだけのホテルも備えています。
下から、タワーの銀色の外壁をはい上っているように見える黒い陶製の赤ちゃんたちを眺めましょう。チェコ人彫刻家のダヴィッド チェルニーが制作した芸術作品で、チェコ語で赤ちゃんを意味するミミンカという名前が付けられています。赤ちゃん像は地上からは小さく見えますが、実際には身長が 1.8 m 以上あります。当初は一時的な設置の予定でしたが、現在では塔を象徴する装飾となっています。
エレベーターで高さ 91 m 超の展望台へ。塔の建設についての短編映画を見て、街の大パノラマを一望しましょう。展望台には、足を休めたい人のために座席が設けられています。
地上 66 m のレストランを予約すれば、絶景を眺めながらの食事が楽しめます。塔にはバーのほかに、食べ物と飲み物を提供するカジュアルなカフェもあります。
子ども連れの場合は、タワーパークプラハでミニゴルフを楽しむ時間を取りましょう。塔の真下が公園になっており、ミニゴルフコースのほか、レストランが 1 軒あります。
ジシュコフのテレビ塔は、朝から深夜まで毎日営業しています。エレベーターでアクセスする展望台は入場が有料です。