エイヴォン川に面し、歴史のある街ウォリック。ウォリックシャー州の州都で、ウィリアム 1 世の居城がある街としても知られています。
ウォリックは豊かな歴史に彩られた街。ウィリアム 1 世が築いた中世の城塞もその 1 つ。今は家族連れも楽しめるテーマパークのようになっています。博物館で街の歴史を学び、手入れの行き届いた美しい庭園や公園できれいな空気を吸い込みましょう。
ウォリックは、アングロサクソン人の王であるエドワード長兄王の姉エゼルフリダによって 914 年に作られた街。街の中心部では、中世時代の建物のほか、1694 年の大火後に建てられた 17 ~ 18 世紀の建物も見ることができます。
散歩しながら、古い中世の建物を探してみましょう。何世紀もの歴史を持つロードレスター病院は、かつてはギルド集会所でした。また、オーケンズハウス周辺の木組みの家屋はすべて大火より前に建てられたものです。聖マリア教会は大火で壊滅しましたが、その後再建されました。塔の 134 段の階段を上ってすばらしい眺めを堪能しましょう。
ウォリック城は中世に築かれた城。ウィリアム 1 世の命により 1068 年に建造された当時は木造でしたが、後に石造りになりました。現在は、鷹のショーや中世の戦いの再現、子供向けのガイドツアーなどが開催されています。
ウォリックには、すばらしい博物館がいくつもあります。17 世紀のマーケットホールを利用したウォリックシャー博物館では、この地域に関する展示がなされ、ウォリックの大火に関する展示など、歴史や、地質学、考古学の観点から、ウォリックシャーについて学ぶことができます。セントジョンズハウス博物館では、数世紀にわたるこの地域での日常生活に関する展示が行われています。軍事史を知るには、ウォリックシャー イェオマンリー博物館に行ってみましょう。
屋外で過ごすなら、セントニコラスパークへ。川沿いの散歩が楽しめます。ヒルクローズガーデンズは、ガーデニング好きなら必見の場所。ヴィクトリア様式の 16 の庭園から成ります。イングランドでも最も古い競馬場の 1 つ、ウォリック競馬場は、地元の人々に人気の場所です。
ウォリックは、ロンドンから車で 2 時間。ロンドンとバーミンガムから鉄道も利用できます。ウォリック駅は街の中心部から徒歩でわずか 10 分の場所にあります。最寄りの国際空港はバーミンガム空港です。