アメリカ合衆国海軍兵学校の校舎は文化遺産に登録されている歴史ある建物です。1845 年以来、合衆国海軍と海兵隊の士官候補生たちの教育と訓練の場となっています。国定歴史建造物に指定されるキャンパス内には、いくつかの歴史的に重要な建物や、海軍史における重要な出来事を記念するモニュメントなどがあります。キャンパス内を見学すれば、この兵学校の豊かな歴史と美しい校舎、最新鋭の設備を目の当たりにすることができます。
キャンパス内にあるアーメル レフトウィッチ ビジターセンターを訪ねて、アメリカ海軍兵学校の裏側についての知識を仕入れましょう。ビジター センターでは、様々な情報を提供しているので、海軍兵学校に到着したらまず最初に訪ねることをおすすめします。ガイド付きのツアーに参加する前に、興味深い短編フィルム、ザ コール トゥー サーブ (The Call to Serve) をご覧ください。
ツアーでは、美しいキャンパスの敷地内を歩き、建築的に興味深い建物の数々を見て回ることができます。そうした建造物のひとつが装飾的なバンクロフト ホール。格調高いテカムセ コートの向かいにある、大きな寄宿舎です。聖堂のドーム屋根をもつ華麗なメイン チャペルの地下には、アメリカ海軍の父と呼ばれるジョン ポール ジョーンズの墓があります。ボザール様式のブキャナン ハウスは、兵学校の最高責任者の官邸となっています。
プリブル ホールには、アメリカ海軍兵学校博物館があります。1 階には、兵学校の歴史と合衆国軍隊の歴史を伝える、興味深い品々が展示されています。2 階には昔の船舶の模型が展示されています。アーメル レフトウィッチ ビジターセンター内のギフト ショップで、専門書やお土産などを買うことができます。
アメリカ海軍兵学校は、セヴァーン川とチェサピーク湾に流れ込むアナポリス港にあります。アーメル レフトウィッチ ビジターセンターは、唯一、見学者の通り抜けが許されている通用門、USNA ゲート 1 の中にあります。キャンパス内の他のエリアは、見学者立入り禁止となっています。また 18 歳以上は写真付きの身分証明書の提示が求められます。見学は無料ですが、ガイド付きツアーは小額の参加費がかかります。ツアーはクリスマス、元旦、感謝祭の祝日を除く毎日、運営されています。駐車には、シティ ドックあるいは周辺のパーキング エリアを利用してください。