ヘリテージ ノース ミュージアムを訪れると、トンプソンやマニトバ州北部の興味深い歴史を垣間見ることができます。この地域の先住民文化とトンプソンのニッケル鉱業の歴史について学びましょう。展示には地域固有の野生生物、古代の化石、地質学的遺物もあります。ミュージアムの建物は 2 軒のログ キャビン。全長 2.5 km のトレイル、スピリット ウェイの南端に位置し、芸術や文化、歴史にまつわるさまざまな魅力が詰まっています。
メイン キャビンでは、チョウ、シカ、ワシ、魚、オオカミなど、さまざまな動物のはく製が見られます。先住民族の狩猟時の服装を紹介するマネキンと伝統的なカヌーも展示されています。マンモスの牙が置かれた北方林のジオラマやカリブーの革を使用して作られたティピーと呼ばれるテントも見逃せません。
小さい方のキャビンでは、マニトバ州北部の鉱業の伝統を紹介しています。地元のニッケル鉱山のためにつくられた街、トンプソンの歴史や、鉱山によって街がどのように潤ったかを学べます。どちらのキャビンも、さまざまな展示には詳しい解説が掲示されています。
ヘリテージ ノース ミュージアムはトンプソンの中心街から車でわずか 5 分、または歩いて 20 分です。公共バスの停留所がミュージアムの入り口近くにある他、無料の駐車場も整備されています。ミュージアムからバーントウッド川まで続くスピリット ウェイのウォーキングやサイクリングと組み合わせて訪れてもよいでしょう。画家ロバート ベイトマンのオオカミのスケッチを模したオオカミの彫像や、1940 年代のフロート式水上飛行機であるノースマンの機体も展示されています。美しい北方林の風景にも目を奪われることでしょう。
ミュージアムは、夏季は月 ~ 金曜日まで、冬季は月 ~ 土曜日まで開館しています (クリスマス期間の 2 週間は閉館)。子供、学生、年金受給者には入館料の割引があります。すべての展示を見て回ると、所要時間は 2 時間ほど。詳しくは、ミュージアムの公式ウェブサイトで確認してください。