水原華城 (スウォンファソン) の中にある博物館では、水原華城の歴史と建築、建設を命じた王について学ぶことができます。
水原華城博物館では、ユネスコ世界遺産に登録された水原華城の歴史と文化について学ぶことができます。楽しい展示を通して建設を命じた正祖大王をはじめ、18 世紀に築かれた素晴らしい遺産のすべてを紹介しています。
博物館は、李氏朝鮮時代の建築とは対象的な現代的なデザイン。中に入ると、1 階には複数の展示室があります。中央展示ホールからスタートしましょう。華城をさまざまな側面から説明しています。李氏朝鮮時代の木造建築についての展示は見どころ。日本と中国の類似の建築様式も紹介されています。
2 階に上がったら、華城文化センターをチェックしましょう。ここでは李氏朝鮮時代の伝統について学ぶことができます。華城は正祖大王が亡き父のために建てたもの。展示では父と子の物語にも触れています。次は華城建設ホールへ。華城の設計に盛り込まれた軍事イノベーションについて学ぶことができます。見張り塔、門、稜堡など、それぞれの施設が担った役割についても詳しく説明されています。
博物館には子どものためのコーナーもあります。水原華城の文化と歴史を、体験を通して理解することができます。屋外の展示もお忘れなく。華城の革新的な設計様式について紹介しています。展示をより詳しく理解するには、オーディオガイドを利用しましょう。オーディオガイドは英語です。インフォメーション デスクで無料で貸し出しています。
水原華城博物館は、旧市街の中心部にある華城行宮の隣に位置します。入場にはチケットを購入する必要があります。この博物館専用のチケットもありますが、水原華城のほかの史跡や博物館を見学することもできる共通チケットも販売されています。入場無料の日もあるので博物館のウェブサイトでチェックしましょう。休館日は月曜日です。