水原華城の北の水門。保存状態の良い広間に入り、水原川の流れる音に耳を傾けましょう。
華虹門 (ファホンムン) は水原華城の水門の 1 つであり、水原川の上に作られています。真北を向くこの門はとても良い状態で保存されています。アーチの上にそびえる美しい建物に残る伝統的な広間の床に座り、しばし水の流れる音に耳を傾けてみてください。
水原華城南門の八達門から散策を始めた場合、華虹門はちょうど真ん中くらいにあたります。周囲を歩くガイド付きのツアーもありますが、自分のペースでゆっくり歩くのも良いでしょう。城壁に沿って進むと、見張り塔や銃眼付き胸壁、門などが見えてきます。
華虹門は水原華城の見どころの 1 つ。門の下部は 7 つのアーチが特徴的な花崗岩の橋になっており、下に川が流れています。この橋は「華虹観張」とも呼ばれています。「氾濫する川にかかる虹を見る」という意味です。
階段を上り、橋を渡って伝統的な様式で作られた広間へ入りましょう。休憩をするならこの場所がおすすめ。広間の下を北から南へ流れる水原川の水音を聞きながら、のんびりしましょう。広間の近くには美しいあずま屋もあります。訪花隋柳亭 (バンファスリュジョン) と呼ばれるこのあずま屋は、李氏朝鮮時代の伝統的な建築物です。
華虹門は水原華城の北側にある水門。見学するには入場料が必要です。
水原華城は年中無休です。西側にあるビジターセンターに寄り、ガイドマップをもらってウォーキングツアーに参加しましょう。観光用のトロリー車に乗れば、英語のオーディオガイドを聞きながら回ることができます。個人で回るのも良いでしょう。その際は、ぜひ華虹門を見学しましょう。城壁を歩いて回るには、必ず丈夫な靴を用意してください。