熱帯魚やサンゴに囲まれてシュノーケリングを楽しみましょう。オランダとデンマークの植民地時代の海賊や奴隷制の歴史も学べます。
セント トーマス島とセント ジョン島は互いに隣り合う位置にあり、どちらも興味深い歴史と美しい風景が魅力です。ヤシの木が立ち並ぶ美しいビーチに起伏に富んだ森林が続き、海賊、奴隷制、シナモン、ラム酒について学べる見どころがたくさんあります。熱帯植物の中を抜けるハイキング コースを歩いて、緑越しに島の素朴で美しい風景を写真に収めましょう。
セント トーマス島で特に人気の場所が、白砂のビーチがどこまでも続くメーゲンズ ベイ。シュノーケリングの道具やビーチ用品をレンタルできます。穏やかな海は家族連れにもぴったり。ウミガメやホラガイに出会えるかもしれません。コーラル ワールド オーシャン パークでは、サメやウミガメ、アシカと一緒に泳ぐことができます。
魅力的なシャーロット アマリーの街は、興味深い見どころも多く、おすすめです。街のシンボルはブラックベアーズ キャッスル。17 世紀にデンマークからの入植者によって建造された監視塔ですが、海賊にまつわる言い伝えも残っています。現在はプールやほかの歴史的建造物とともに公園になっています。99 ステップを登って、城を見学しましょう。
年間を通して晴天の温暖な気候を満喫したいなら、セント ジョン島のカニール ベイに滞在するのがおすすめ。カニール ベイ リゾートの管理下にある魅惑的な 7 つのビーチも楽しめます。リゾートに宿泊しない方でも、利用料を払えばビーチに入ることができます。ハネムーン ビーチ、ホークスネスト ビーチ、カニール ビーチでシュノーケリングをすれば、たくさんのカラフルな魚たちやサンゴを目にすることができます。
東に足を延ばせば、さらにシュノーケリングに最適な条件がそろっているシナモン ベイがあります。すぐそばのシナモン ベイ プランテーションもぜひ訪れてみてください。18 世紀の島での奴隷制について学ぶことができる野外博物館です。このプランテーションは、アフリカから奴隷を連れてきたデンマーク人の入植者が経営していました。
セント トーマス島とセント ジョン島はアメリカ領ヴァージン諸島の中では北側に位置し、イギリス領ヴァージン諸島の西側、プエルト リコの東側にあります。セント トーマス島のシリル E キング国際空港からタクシーかバスで移動しましょう。セント ジョン島やアメリカ領ヴァージン諸島のその他の島を訪れるには、セント トーマス島の港からフェリーを利用します。
カリブ海の中でもセント トーマス島とセント ジョン島が旅行者たちを魅了するのは、温暖な気候と息を呑むほど美しいビーチ、そして興味深い歴史という魅力があるからです。