13 世紀に建てられたセント アンドリュース城の城跡からは、海岸と北海を見渡せます。美しい風景に囲まれた場所と素朴な雰囲気が印象的で、スコットランドの城の中でも特に高い人気を誇ります。セントアンドリュースの大司教の住居であり、悪名高い囚人が収容されていた城の歴史について学びましょう。
写真を撮影するなら、少し離れた場所から海に面してそびえるセント アンドリュース城を撮影するのがおすすめです。ビジター センターでは、写真や絵画、中世の遺物などの展示品を通して、建物の歴史を学ぶことができます。
城内に入るには、入り口に架けられた魅力的な橋を通ります。硬い岩から作られたボトル ダンジョンは、中世のイギリスで恐れられていた牢獄の一つ。宗教改革支持者のジョージ ウィシャートやジョン ノックスなどの囚人が収容されていました。
じめじめとした暗い場所にある地下牢には、火あぶりの刑や絞首刑が執行されていたという悲惨な歴史があります。
城の地下道は 1500 年代にプロテスタントとカトリックが対立していた頃のもの。薄暗くて不気味な狭い地下道は、歩いて見学することが可能です。ただし、圧迫感のある閉鎖的な空間なのでご注意ください。保存状態のよいキッチンタワーやサウス ウォールにも足を運んでみましょう。
井戸がある緑豊かな中庭は散策におすすめ。海沿いの穏やかな雰囲気を楽しむことができます。
入場は有料。子供割引があります。年中無休で、入場時間は朝から夕方までです。冬季は入場時間が短くなります。
セント アンドリュース城は街の北東部に位置し、近くにはロイヤル アンド エンシェント ゴルフ クラブ オブ セント アンドリュース、セント アンドリュース大聖堂、セント アンドリュース大学などの観光スポットが集まっています。