イギリスの一大イベントも開催される、スコットランド エキシビション & コンファレンスセンター (SECC)。複数の建物からなる独特の外観が特徴的な、リバーサイドの名物スポットです。金属で作られたモダンなデザインは、2 つのスタイリッシュなミュージアムを擁する最先端のウォータフロントエリアに溶け込んでいます。クライド川のほとりを散策しながら、そのユニークな構造を見学してみましょう。また、人気のイベントに参加してみるのもおすすめです。
SECC の着工は 1970 年末頃で、建設地は廃墟と化した造船所でした。1985 年に新設のセンターで最初のコンサートが開催されてからも開発が続けられ、追加の観客席、ホテル、コンサートスタジアムも建設されました。グラスゴーのイベントやアートシーンにおいて重要な役割を担うこのセンターは、絶対に訪れておきたいスポットの一つです。
SECC の敷地を見学しながら、斬新なデザインの建物を写真に収めておきましょう。「アルマジロ」と呼ばれ親しまれる、クロワッサンのような形をしたクライド オーディトリアムは、ノーマン フォスターがデザインを手がけ、屋根部分は湾曲した棟が特徴的です。半透明の楕円形という外観が際立つ世界最大級の多目的アリーナ、SSE ハイドロや、全面にガラスが使われた SECC の本館正面口も必見です。
SECC を見学するだけでなく、チケットを購入してコンサートやイベントを楽しむのもおすすめ。U2 などの有名アーティストのコンサートから、コモンウェルスゲームズなどのスポーツイベントまで開催されます。また、人気コメディアンのショーを楽しめるほか、本館で行われるクラフトワークショップに参加することもできます。
クライド川の先には、音波のような斬新なデザインが一際目を引くグラスゴー交通博物館があります。館内では馬車や船、自転車など、交通に関する歴史を学ぶことができます。川を挟んで SECC の真向かいにあるのは、グラスゴー科学センター。金属製の球状の外観が特徴的で、館内では体験型展示やプラネタリウムを楽しめます。
スコットランド エキシビション & コンファレンスセンターは、エキシビション センター駅のすぐそばにあります。エキシビション センター駅とグラスゴー中心部を結ぶ電車は定期的に運行しています。車で訪れる場合は、敷地内にある有料のパーキングを利用できます。