シラー広場はシュトゥットガルト旧市街の中心部にあります。石畳で趣のある広場は 16 世紀に造られ、宮殿、教会、博物館、生花市場を一目見ようと人々がやってきます。残念ながら建設当時の建物は第二次世界大戦中に火災で焼失したため、現在目にしているのは戦後再建されたもの。
まずはヴュルテンベルク出身の著名人フリードリヒ フォン シラーの記念碑から。彼はドイツを代表する詩人、哲学者、歴史家です。彼の銅像は広場の中心に 1839 年に建てられました。彼こそがシラー広場という名前の由来です。
旧宮殿内にあるヴュルテンベルク州立博物館に立ち寄りましょう。街の拠点である宮殿の歴史は 10 世紀にまで遡ります。考古学的発掘物や王冠の宝石は必見。Fruchkasten 館は後期ゴシック様式で建てられていて、楽器のコレクションが展示されています。
13 世紀の Collegiate Church は形が異なる 2 つの塔が特徴。ぜひ写真に収めてください。教会の中に入ると、彫刻、大きなパイプオルガン、地下聖堂を見られます。ガイド付きツアーに参加すれば、建物の歴史、建築様式、ここに埋葬されている統治者についての説明を聞けます。英語ツアーの開催日時などの詳細は、教会のウェブサイトを確認してください。ガイド付きツアーは無料ですが、寄付金を募っています。
美味しい食事もお忘れなく。アルテ カンツェライでは、玉ねぎを添えたグリルド ステーキ、自家製パン プディングなどの郷土料理を楽しめます。16 世紀に造られた建物は現在はレストランとして営業していますが、昔は首相官邸として重要な役割を果たしていました。広場では火曜日、木曜日、土曜日の朝に生花市場が開かれるので、足を運んでみましょう。
8 月下旬から 9 月上旬には、シュトゥットガルト ワイン ヴィレッジが開かれます。これはヨーロッパ最大級のワイン フェスティバルで、シラー広場には地元の最高級ワインを売るお店がたくさん出店します。無料の試飲会を始め、食べ物の屋台や音楽の生演奏など盛りだくさんのお祭り。
シラー広場はシュトゥットガルトの名所のひとつシュロス広場から南西へ数分歩くと到着します。市の中心部にあるため公共交通機関のアクセスにも恵まれています。広場の下にある地下駐車場や近隣の通りにはメーター式駐車場があります。