見下ろせば、福岡市の街が広がり、その後ろには九州の山々が控えます。日本海側に目をやると海岸線がとてもきれい。福岡タワーは 1989 年に建てられました。高さ 234 m を誇り、福岡市のシンボルとなっています。窓にはハーフ ミラーが使われ、光輝いています。夜はタワーを彩るイルミネーションを楽しみましょう。
街のさまざまな場所から見える福岡タワー。でも、ぜひ近くまで来て、光り輝く姿とその建築美を鑑賞してみてください。福岡タワーが立つ「シーサイドももち地区」に来ると、8,000 枚のハーフ ミラーに覆われたタワーが出現。太陽の光を反射し、通り過ぎる雲を映し出しています。1 階から上を見上げると建物の骨組みが見えます。骨組みが美しい幾何学模様を成し、思わず見とれてしまいます。
エレベーターでメインの展望台へ上がってみましょう。高さは 123 m、タワーの 5 階にあたります。エレベーターを降りると、そこには福岡県一帯と日本海の景色が広がります。双眼鏡も完備。各方向に設置された双眼鏡にお金を入れ、ランドマークの位置が示された情報板と見比べながら、眺めてみましょう。近くには福岡ドーム、その横には博多湾が広がります。「シーサイドももち海浜公園」に目をやれば、砂浜の上を歩く人の姿が。また、内陸部方向には背振山も見えます。
1 階下の 4 階にはカフェ ラウンジも完備。絶景を眺めながら、軽食やお酒、温かい飲み物などが楽しめます。次は 3 階に行きましょう。そこは「恋人の聖地」。花があしらわれたハート型のアーチがあり、ここで恋人たちは記念写真を撮ります。また、誓いのフェンスにハート型の南京錠「愛鍵」を取り付けましょう。こうすると、その 2 人は永遠に結ばれると言われています。
福岡タワーは福岡市の「シーサイドももち地区」にあり、地下鉄やバスで簡単に行けます。最寄り駅は西新駅。そこから歩いて約 20 分です。展望台への入場料はリーズナブル。外国人には割引もあります。タワー自体もカフェも夜遅くまで開いているので安心。ゆっくりと夜景を楽しむことができます。