タスマニア王立植物園 ツアーとアクティビティ

車でホバートに入ると、タスマン ハイウェイとドメイン ハイウェイの交差点で緑がうっそうと生い茂るエリアが目に飛び込んできます。そこが王立タスマニア植物園です。広さ 14 ヘクタール (34.6 エーカー) の園内には、タスマニアの植物がたくさん植えられており、世界で唯一の亜南極植物ハウスがあります。日本庭園から野菜畑までなんでもそろうので、ゆっくりと散策しましょう。 ホバートは南極大陸の探検と科学調査の中心地であることから、この植物園には亜南極に浮かぶマッコーリー島の植物がたくさん集められています。温度と湿度が調整された中で育てられているコレクションの中でも特に注目なのは、キングスロマティアと呼ばれる、奇妙な植物です。クローンを作ることで子孫を残す珍しい植物で、世界で 1 か所でしか生息しないことで知られています。 日本庭園の朱色の橋を渡って小さな滝のそばを歩いたり、1840 年に作られたスイレンの池のほとりに座ってのんびりしたり、オーストラリア放送協会の番組「ガーデニング オーストラリア」で世話をしている菜園を歩いたりしましょう。おなかが空いたら、園内のレストランにお立ち寄りください。庭園で育てられた植物や野菜を食べることができます。 世界中のさまざまな地域で育つさまざまな種類の多肉植物を比べられるサボテン ハウスや、この地域で目にする植物の名前が学べるグレーター ホバート ガーデンやタスマニア イースト コースト コレクションも必見です。色とりどりの花が咲き乱れる温室やフクシア ハウスにもぜひ足を運んでみてください。 また、環境保全に興味がある方は、レイン ガーデンで排水を河川に流れ着く前に蒸留する簡単な方法を学ぶことができます。この植物園は、かつてタスマニアにたくさん生息していた、今は希少になってしまった植物の種を保存し、繁殖させる重要な自然保護活動も行っています。 王立タスマニア植物園は、ホバートの中心地から 2 km (1.2 マイル) の場所にあり、敷地内には無料の駐車場があります。年中無休で開園しています。予約をすれば、植物園のツアーに参加することができます (最低催行人数 5 人)。