時間をさかのぼったようなロマンティックな中世の街並みが残るローテンブルク オプ デア タウバー。犯罪博物館やクリスマス博物館、何世紀も昔の古い建築物を見学したり、ワインや音楽のフェスティバルを楽しんだり。くつろいでイベントを楽しむには最高の場所です。周囲にはドイツ バイエルン地方の美しい田園風景が広がります。
ローテンブルク オプ デア タウバーの見どころは、11 世紀から時が止まったかのような魅力たっぷりの旧市街に集中。胸壁に沿って歩くと、40 を超える門口と塔が見つかります。石畳の通りや切妻造りのカラフルな家屋が立ち並ぶ興味深い広場をそぞろ歩いて。プレーンラインの木組みの家が続く街並みは、まるでおとぎの国に紛れ込んだよう。聖ヤコプ教会では、ドイツの偉大な彫刻家ティルマン リーメンシュナイダーの木彫りの作品を鑑賞できます。マルクト広場に面した市庁舎の 60 m の塔に上ると、街を一望できます。
街の博物館では、ドイツの歴史や文化が詳しく紹介されています。中世以来の法律関連の資料や拷問器具がコレクションされているのが中世犯罪博物館。時代物の家具や芸術が展示されている帝国都市博物館は、13 世紀の修道院の建物に入っています。13 世紀の職人の暮らしぶりが紹介されているアルト ローテンブルク職人の家もおすすめです。
くつろぎのひとときを過ごしたければ、アジア庭園へ。滝や設えられた池の周りに桜の木やアジアの植物が植えられた庭が広がり、心が和みます。
夏になると、街ではフェスティバルが次々開かれ活気づきます。タウバータール野外フェスティバルでは、海外のロック バンドの演奏を堪能。ヴァインドルフ ワイン フェスティバルでは、地元産のワインや焼きソーセージなどの食べ物を味わえます。街全体が中世にタイムスリップしたような雰囲気の帝国自由都市祭では、パレードが見どころ。
ローテンブルクは、ドイツでも指折りの華やかなクリスマス マーケットでも有名。グリュー ワインで体を温め、ローテンブルクの伝統菓子シュネーバレンを食べながら、マルクト広場に並ぶ工芸品の屋台をのぞいてみましょう。シーズン以外もクリスマス気分は味わえます。クリスマス博物館やケーテ ウォルファルト クリスマス ビレッジに行けば、ドイツのクリスマスの雰囲気がわかるでしょう。
ローテンブルク オプ デア タウバーに行くには列車を利用します。または、レンタカーでロマンティック街道に沿ってドライブ。南ドイツのバイエルン州とバーデン ヴュルテンベルク州の珠玉の街をつなぐ街道です。