プール ハーバーは、プールの街の南にある大きな自然の入り江。小島がいくつも浮かんでいます。その歴史は古く、沿岸には何千年も前から人が住み、鉄器時代の小舟がここで発見されました。1927 年に建造されたプール橋も見どころです。ホールズ湾からプール ハーバーに流れる水路の上に架かる跳開橋です。
フェリーに乗って、森林と自然歩道のあるブラウンシー島へ行きましょう。島のアウトドア センターでは、キャンプが可能。ボーイ スカウトの歴史や、島とボーイ スカウトのつながりについても知ることができます。ブラウンシー城とセント メアリー教会も見逃せない観光スポットです。プール ハーバーには他にも、ロング島、ファーズィー島、グリーン島といった、森に覆われた島々が浮かんでいます。ブラウンシー島を始めとして、これらの島々には、珍しいキタリスが生息しています。
プール ハーバーと島々には、きれいな鳥たちもたくさん生息。双眼鏡を用意して、ソリハシセイタカシギ、ツクシガモ、オグロシギなどを探してみましょう。
近くにはプライベート マリーナがいくつもあり、ヨットやボートがたくさん係留されています。カイト サーフィンやウィンドサーフィン、カヤック、セーリングなどのウォータースポーツが盛んで、レッスンも行われています。
海沿いにはパブやレストランも数多くあり、海を見ながらの食事は気分爽快です。ショップもあるので、お土産物の購入にも便利。
2,300 年前の「プールの木舟」は必見。この地で発掘され、現在は近くのプール博物館に展示されています。博物館は他にも航海関係の品々を展示しています。
プール ハーバーは驚くほど浅い港。ローマ人がイングランド南部を征服したときには大きな役割を果たしました。また、ごく最近まで重要な港でもありました。現在は、主に旅客輸送に利用されています。
プール ハーバーは、街の中心の南に位置します。プール博物館の横の埠頭からはフェリーが出ています。プール ヨット クラブに寄ってから、目的地へ向かいます。アップトン湖の水がプール ハーバーに流れ込み、イギリス海峡へとつながっています。定期フェリーは、島々と、フランスの北岸に向けて出ています。港の裏手にある駐車場は無料で利用できます。