パリのシャルル ド ゴール広場のように、ヴィクトワール広場には凱旋門があり、そこから道路が街のさまざまな方向に伸びています。でも、このボルドーのおしゃれな広場は、観光客であふれていないこところが、パリの広場とは違います。ゆったりとした雰囲気で、しばらく休憩するのにぴったりです。観光に疲れたら、広場にあるカフェやバーで休みながら、行き交う人々を人間ウォッチングしましょう。
中央にある大理石の柱は、ボルドーのワイン生産の伝統を記念して建てられました。ブドウのツルのようにねじれたユニークな柱で、ラングドック地域の赤い石によって、ボルドーの有名なワインを表現しています。そんなオベリスクの隣にある亀の銅像にも腰掛けてみましょう。
この広場でもう一つ有名なものは、アキテーヌ門という 1753 年に建てられた石造りのアーチ。海の神々を描いたレリーフに注目です。凱旋門をくぐれば、目の前は有名なサン=カトリーヌ通り。この通りは、アキテーヌ ミュージアムを超えてボルドーの大劇場までつながっています。
広場の東側にある、ボルドー大学の建物にも魅了されます。古典様式のファサードには、イオニア様式の柱と科学者たちの胸像が立ち並びます。入り口には自然科学を表す 2 つの像があり、訪問者を出迎えてくれます。
広場にあるレストランでは、評価の高いこの地域のワインの味を楽しみましょう。カジュアルなカフェやバーから、きちんとしたディナーが味わえる高級レストランまで、選択肢は豊富。温かい季節なら、屋外でワインを飲みながら夕日を眺める常連客の姿も。広場の周辺には、銀行とホテルもたくさんあります。
屋外のライブ音楽イベントや地元のマーケットも、ときどき開催されます。また、夜には、広場の周りのカフェで音楽のライブ ショーが行われるので、滞在中のスケジュールをチェックしてみましょう。
ヴィクトワール広場に行くには、トラムかバスに乗りヴィクトワール駅で下車。この広場は、グロース クロッシュなどのボルドーの主な観光スポットからも、徒歩 10 分未満です。