敷石に据えられた聖人の彫刻、古代ベネチアの歴史を今に伝える中央広場。
市庁舎とバロック教会に隣接するラヴェンナの中心がポポロ広場です。15 世紀にベネチア人によって元の運河のそばに作られました。ベネチアのサンマルコ広場に似て、2 本の柱の上には聖人像が据えられています。
石畳の広場に置かれたカフェのテーブルでカプチーノを味わいましょう。車が入らない閑静な広場を楽しんだ後は、西端のメルラート宮殿へ。列柱が印象的な宮殿は、かつてのラヴェンナ領主、貴族ダポレンタ家の住居でした。現在はラヴェンナ市庁舎となっています。
広場の北東の角にあるラスポーニ デル セール宮殿は、現在では銀行の本店となっています。18 世紀のサンタマリア デル サフラジオ教会は珍しい八角形の聖堂で有名です。彫像、バーレリーフのコレクション、アンドレア バルビアーニ作の祭壇画をお見逃しなく。
広場の西側では 2 本の柱に注目。聖アポリナリス像と聖ヴィタリス像です。広場の名前はイタリア語の人民広場です。ラヴェンナ市民が君主制よりも共和制を強く支持してきた歴史を物語っています。
狭い路地を通り抜けると、ウニタ ディタリア広場、ルイージ エイナウディ広場、XX セッテンブレ広場など、近隣の広場に行くことができます。ディナーには、この中心地区がおすすめ。魚のすり身のクロケット、カエルのスープなど、地元の特産料理が味わえます。
ポポロ広場は、ラヴェンナの歴史地区の中心です。周辺の停留所までバスで行きましょう。近くには、カーサ デル ムティラート ディ ゲッラ、ピッコロ ムセオ デッレ バンボルエ デイバロッキ、ムセオ ダンテスコなどの見どころがあります。