パブロフスク宮殿と公園 ツアーとアクティビティ

パブロフスク宮殿と公園 表示 像あるいは彫刻 と 遺跡
くつろいだ雰囲気と壮麗さを併せ持つ宮殿。にぎやかな街を抜けて田園風景を楽しみましょう。

パブロフスクにある宮殿と公園は、都会の喧騒を逃れたいサンクトペテルブルク市民にも、サンクトペテルブルクを訪れる観光客にも人気のスポット。目の前に広がる、絵のように美しい池、緑の生い茂る公園、そしてもちろん荘厳な宮殿。心を解きほぐすにはぴったりです。他の観光客にならって、この贅沢な空間を堪能しましょう。

パブロフスク宮殿は当初、スコットランド人建築家チャールズ キャメロンの設計ではもっと小規模なものになるはずでした。しかし女帝エカテリーナのお気に召さず、キャメロンの助手ヴィンセンツォ ブレンナを雇い入れ、より豪奢な建物が建設されました。現在の大きな宮殿は 1782 年にすでに完成していた小規模な建物の一部を取り入れています。総面積 607 ヘクタールという広大な庭園もキャメロンとブレンナが手掛けたものです。

まずは現在のパブロフスク宮殿の周囲を歩いて、ブレンナがどのような変更を加えたのかを見てみましょう。巨大な翼棟は内側にカーブを描き、パーヴェル 1 世の巨大な記念碑のある広々とした中庭を囲んでいます。翼棟に沿って半身像が飾られた柱廊が続きます。

宮殿内に入ると、皇帝一族がかつて使っていた贅沢な部屋を見学できます。ピンクと金色で飾られたイタリアの間は、古代ローマの寺院をモデルにしたもの。エロスとサテュロスは部屋に並ぶ彫刻の中でも特に目を引きます。戦争の間の壮麗さも目を見張るよう。凝った装飾が施された優美な家具が印象的です。レリーフとしっくい仕上げに繰り返し使われているトロフィーのモチーフは、戦争の間にふさわしい力の象徴です。

次は、趣向を変えて庭園の散策へ。プライベート ガーデンを自由に歩いてみましょう。ここはかつて皇帝一族しか足を踏み入れられない場所でした。咲き乱れる色とりどりの花が目を楽しませてくれます。夏は Vokzhalniye Ponds でボートに乗ったり、大階段を昇って宮殿の周囲に広がる緑の庭園を見渡したり。さまざまな建造物や彫刻を見ながら、午後のひとときを気ままに過ごしましょう。

パブロフスク宮殿と公園は毎日開園していますが、季節によって毎月 2 日ほど閉園になります。訪れる前に開園日を確かめましょう。宮殿も公園も入場は有料です。サンクトペテルブルクから 30 km 離れていますが、電車やバスで行くことができます。

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