2008 年夏季オリンピックのために建設されたオリンピック公園。「鳥の巣」の愛称で知られるスタジアムをはじめとする競技場が集まり、親水公園やショッピングモールも建つ、総合スポーツ施設です。

北京にあるモダンなオリンピック公園を訪れれば、中国の近代的な側面を目にすることができます。世界的に有名な「鳥の巣」の愛称で親しまれるスタジアムの写真をとり、親水公園で子どもたちを遊ばせ、夜には光のショーを楽しみましょう。 2008 年北京は、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の開催国として、世界中から注目を浴び、立派なスポーツ施設と宿泊施設が建設されました。オリンピックが閉幕して久しいですが、今もこの地を一目見ようと毎年大勢の観光客が足を運びます。オリンピックが開催されて以降、オリンピック公園は中国の近代化をけん引する北京を象徴する存在となっています。オリンピック公園は非常に広く、敷地内を流れる運河や緑のスペースも含めた総面積は 1,215 ヘクタール (3,000 エーカー) にのぼります。革新的な建築物を眺めながら、敷地内に敷かれた歩道を歩いてみてください。スポーツファンにはたまらない、オリンピックの歴史が生み出された場所を訪れることができます。中でも必ず足を運びたいのが、ひと際目を引く北京国家体育場です。湾曲した鉄骨が建物を覆う様子が鳥の巣に似ていることから、「鳥の巣」の愛称で呼ばれるこのスタジアムでは、オリンピックの開会式と閉会式が開かれました。ぜひ、スタジアムの中に入り、セグウェイを借りてトラックを走ってみてください。「鳥の巣」の隣に建つ、北京国家水泳センターもお見逃しなく。オリンピックの水泳競技会場として使用された施設で、現在はさまざまなアトラクションで遊べるようになっています。流れるプールでのんびり泳いだり、波のプールに飛び込んだり、ウォータースライドで遊んだり。レストランもあるので、遊び疲れたら一休みすることもできます。夜になると室内灯が透明な外壁を照らし、昼間とはまた違うロマンチックな装いを見ることができます。水泳センターだけでなくオリンピック公園全体がライトアップされ、オーケストラの生演奏をバックに光のショーが開催されます。ぜひ、その時間まで園内に留まるようにしてください。オリンピック公園は、北京の朝陽区に位置します。地下鉄をご利用の場合は、奥林匹克公園駅または奥体中心駅でおりてください。公園までは複数の市バスも運行しています。スタジアムやアトラクションのほとんどに入場チケットが必要です。