国立劇場 ツアーとアクティビティ

国立劇場 (ネムゼティ シンハーズ) は、ペテーフィ橋とラージマーニョシュ橋の間のドナウ川のほとりに広がるミレニアム地区の中に建ち、周りを文化的な施設に囲まれています。建物は特徴的な円形をしていて、619 人が収容できる屋外ステージを有しています。今私たちが目にするモダンな建物がオープンしたのは 2002 年のことですが、国立劇場としては 150 年以上の長い歴史を持ち、その間、何度か場所も変更になりました。期待を裏切らず、ここでは主にハンガリーの作品が上演されます。現代劇や文学作品から脚本を作った演目に加え、誰もが知っている古典作品も定期的に上演されるので、ハンガリー語が分からなくても楽しむことができます。 劇場の外に広がる美しい公園でも、興味深いアクティビティが行われるのでぜひチェックしてみてください。この公園は、舞台の延長として使用し、屋外でも「ドラマ」を味わってもらうことを目的に設計されました。舞台のどん帳の形をした石のアーチをくぐって、公園に入りましょう。アーチから伸びる歩道の周りには有名なハンガリーの俳優の像が点在していて、それを眺めながら歩くと船のへさきが水面に突き出た池にたどり着きます。他にも、巨大な生垣の迷路があるので、挑戦してみましょう。迷路の脇にある珍しい円錐形の展示ホールは、らせん状のスロープで頂上までのぼれるようになっています。ここから眺める劇場もまた魅力的です。 国立劇場のすぐそばに建つガラス張りの建物は、2005 年に作られた芸術宮殿です。ジャズ、ダンス、オペラ、クラシック音楽など上質な音楽が楽しめる文化施設として、世代を問わず大勢の人が訪れます。子ども向けの楽器を演奏して遊ぶイベントもあるので、ぜひお子さまとお越しください。国立劇場の周りの公園は 24 時間入ることができます。上演スケジュールは、国立劇場のホームページでご確認ください。劇場に行くには、ブダペスト郊外電車に乗ってラージマーニョシュ橋駅で下車、あるいは、路面電車 2 系統に乗ってミレニアム文化センター駅で下車してください。