ミュニシパル ハウス ホールは、プラハで一番立派なアール ヌーヴォー建築です。この豪華の建物には、博物館のようなレストラン、広間、そして市で一番大きなコンサート ホールがあります。ミュニシパル ハウス ホールは 1912 年、公式行事や社交界で人が集まる場所として建てられました。この場所にはかつて、1300 年代後半に在位した王、ヴァーツラフ 4 世が建てた宮廷がありました。
プラハの宝といえるこの建築物は、芸術と音楽の中心としての重要な役割を果たしていて、アルフォンス ミュシャやマックス シュヴァビンスキーをはじめ、チェコ内外で愛されている芸術家の作品を展示しています。入口の上には、カレル シュピラーによる半ドーム型のモザイク画、「プラハに感謝」があります。この緻密なモザイクは必見です。その隣には、チェコ人の抑圧と再生の歴史を表した彫刻。
建物に入るとロビーがあり、アール ヌーヴォー様式の小立像や壁画が並んでいます。バーやレストランは、贅沢な室内装飾を施した博物館をも上回る豪華さです。カラフルなステンドグラスの窓、エレガントなシャンデリア、贅沢な家具、そしてミュシャの絵。ジャズやピアノの生演奏を聞きながら、極上のチェコ料理、フランス料理をお楽しみあれ。
豪華な部屋や芸術作品を堪能するガイド ツアーもあります。見どころは宴会場、クロークルーム、ゲーム ルーム、公用会議室など数々ありますが、絶対に見逃せないのは市長ホール。床から天井まで、歴史上、神話上の人物の絵で埋め尽くされています。リーグル ルームではシュヴァビンスキーのフレスコ画、パラッキー ホールではジャン プレイスラーの油絵が見られます。
1,200 人を収容するスメタナ ホールは堂々とした風格で、圧倒的な存在感。ここは、1918 年にチェコスロバキア共和国独立宣言が行われた場所です。現在では、室内楽団、クラシック オーケストラ、交響楽団などのコンサートが開催されています。偉大な作曲家、モーツァルトやヴィヴァルディの作品も演奏されます。
英語でのガイド ツアーは毎日開催。バーやカフェ、レストランも毎日開いています。入場料、コンサート スケジュール、チケットの価格などについては、公式ウェブサイトをご覧ください。
プラハの旧市街にあるミュニシパル ハウス ホールへは、旧市街広場などの主な観光地から、徒歩や地下鉄、トラムで簡単にアクセスできます。また、近くには、上から町並みを見渡せるパウダー タワーがあります。こちらも必見です。