宮島水族館 (みやじマリン) は、和風建築が珍しい市営水族館。大野瀬戸や瀬戸内海、日本の海域に生息する多様な生き物が最新式の水槽で飼育されています。宮島周辺の海域と淡水域に生息する動物や植物を見ながら、複雑な生態系も学べる工夫がいっぱいの水族館です。まずはキラキラ光る魚たちや、水族館のシンボルでもあるスナメリに会いに行きましょう。
館内の薄暗い通路を抜けて青く輝く水槽へ。たくさんの海の生き物たちが迎えてくれます。サンゴや海草、キラキラ光る魚群など、興味深い展示は見飽きることがありません。この水族館には、350 種 13,000 点を超える生き物たちが展示されています。ミノカサゴや逆さまに泳ぐクラゲ、テッポウウオ、カワウソ、カブトガニ、サメやエイなどの不思議な生き物を見ているうちに、夢中になって時間を忘れてしまうかも。
「宮島の干潟」や「ふれあいの磯」など自然環境を再現した展示では、生き物を間近で観察できます。おもしろ講座やふれあいタイムなどのイベント時間に合わせて訪れると、解説を聞いたり生き物たちに触れることができるかも。滑らかな羽毛ですき間なく覆われたペンギンや、不思議な感触のヒトデやナマコに触れる体験イベントは、子どもたちに大人気。広島の海でよく見るカキいかだを再現した展示も必見です。
入館口の左側にある大きなプールでは、アシカのショーが行われます。ミュージアムショップも充実。水族館グッズはもちろん、バラエティ豊かなお土産が見つかります。屋外にはテーブルとベンチが設置された「おべんとう広場」もあります。
宮島水族館は宮島 (厳島) にあり、宮島桟橋から徒歩 25 分ほど。島内タクシーなら桟橋から 10 分で到着します。水族館は臨時休館日を除き、年中無休。入館料にはライブの観覧料金も含まれています。学生は一般料金の半額で入場できます。
桟橋から水族館まで距離はありますが、壮大な厳島神社と鳥居を眺めながら歩いてみるのもよいでしょう。宮島水族館から足を延ばし、五重塔や弥山にも立ち寄るのもおすすめです。