メルボルンの中心部の東側に位置するキュー。曲がりくねるヤラ川の周辺には、入植が始まったばかりの頃の歴史を教えてくれる場所が残っています。ヤラ ベンド パークの中の未開拓の森を歩くのも最高。オーストラリアで一番古くから営業しているボートハウスでボートを借りて、こぐのもおすすめです。
この地に最初に住んでいたのはウルンジェリ族。1840 年代にヨーロッパ人が入植すると、ウルンジェリ族のウォイウルング語で “陰の地” を意味する「ボルーンダラ」という名前を付けました。キューの並木通りと、路面電車が合流するキュー ジャンクションの交差点は、19 世紀のメルボルンを色濃く残す場所として名高いスポットです。サックヴィル地区も見逃せません。グレンフェリー ロードとコサム ロードの内側にある歴史地区で、エドワード朝様式や連邦化時代の様式の豪華な建築物が立ち並びます。
キューは、緑の多い通りや緑地公園、川岸の森林などが多くあることで有名。ハイ ストリート、ヤラ ブルバード、コサム ロードなどのショッピング地区で、食料やピクニック用具をそろえて、ヤラ ベンド パークへピクニックに行ってみてはいかがでしょうか。この川沿いの公園へは、キューの中心部からヤラ ブルバードを北西に走って行くと到着します。
ヤラ ベンド パークはキューの街から数分で行くことが可能。未開拓の森林地帯が広がり、川沿いの断層崖も見どころです。ハイキングやサイクリングに適した歩道も完備。川岸でのピクニックも最高です。また、見晴らしの良いどころからは、遠くのダンデノン レンジズを望めことができます。人気のメイン ヤラ トレイルを進んで行くと、ダイツ フォールズやディープ ロック、ケインズ ブリッジなどの見どころに至ります。ゴルフならスタッドリー パーク ゴルフ コースがおすすめ。こぎボートに乗るなら、スタッドリー パーク ボートハウスへ行きましょう。ここはオーストラリアで一番古くから営業するボートハウス。ここのベランダでは軽食を食べることが可能。周りからはスズドリのさえずりが聞こえてきます。ランチをとるならブルバード レストランもおすすめ。ここから見えるのは都会の素晴らしい景色です。
キューはメルボルンの中心部から東に行ったところ。路面電車やバスを利用すれば、簡単に行くことができます。鉄道で一番近い駅はグレンフェリー。そこでキューへ行く路面電車に乗り換えます。