リベラシオン広場は、歴史あるディジョンの町の中心部にある半円形の広場です。広場内と周囲には、美しい噴水や、歴史的人物の像、何世紀も前に建造された重要建造物があります。歩行者専用の広々としたスペースを散歩し、開放的な空気と壮大な景観を楽しみましょう。
14 世紀に造られた旧ブルゴーニュ公宮殿の前に立ち、そのクラシックな外観を仰ぎ見てください。現在、内部は市庁舎と美術館となっています。宮殿の歴史と、かつてここに暮らした人々について思いを馳せてみましょう。美術館は 1787年 オープン。エジプト美術から 21 世紀のアートまで、膨大な数の美術品を収蔵しています。
夏なら、公園の地面から噴き出る水のまわりではしゃぐ子供たちの姿を見かけることでしょう。夜は噴水が様々な色彩にライトアップされ、とてもきれいです。歴史ある建物は黄金色の照明に照らされ、宵闇から浮かび上がります。
広場周辺のカフェやレストランの屋外席に座って、広場を行きかう人々の姿を眺めてすごすのもいいものです。フランス ワイン、地元産ディジョン マスタードで風味づけされたソースがかかった料理、香辛料入りパン「パン デピス」を召し上がれ。食事の後は、ベンチに座って本でも読みながら、典型的なフランスの広場の雰囲気を楽しみましょう。ワインとクレーム ド カシスのカクテル、キールをお供に。
その後は、17 世紀造のルイ 14 世の騎馬像を、近くからじっくりと鑑賞してください。広場は ルイ 14 世王の時代に、長期にわたり存続した王制を祝福して建造されました。
時代の変遷とともに広場の名称も、王立広場、軍事広場、第 1 次世界大戦時の軍人にちなんだペタン元帥広場などに改められてきました。
リベラシオン広場はディジョンの旧市街のノートルダム教会の南にあります。広場周辺にはマニャン美術館、Square des Ducs、様々なショップやレストランがあります。広場へはバスが通じています。また市内中心部からなら、徒歩で行くこともできます。