ファーノース地方に位置する手付かずの魅力の宝庫。壮大な砂丘やマオリ族の漁村、植民地時代の遺跡、巨石群などの見どころにあふれています。
ニュージーランド屈指の穴場の一つ、ホキアンガ湾。マオリ族はノースランド地方のことをテ ヒク オ テ イカ (魚の物語) と呼んでいます。1800 年代にニュージーランドで最初のヨーロッパ貿易拠点の一つであったにもかかわらず、この地域には伝統的なマオリ族文化が今でもしっかりと残っています。
入り江のコースをたどりながら、マオリ族の集落を見て回り、釣りを楽しみ、素晴らしい海岸沿いの道や森のコースを散歩しましょう。南の海岸には、一部がつながった双子のようなオポノニとオマペレがあり、それぞれに独特の魅力があります。ビーチを散策したり、桟橋から釣り糸を垂らしたり。またはアライテウル保護区から雄大な砂丘を眺めるのもよいでしょう。
ランギポイントの砂丘に向かい、オポノニからホキアンガエクスプレスに乗りましょう。ブギーボードで砂丘を滑り降りながら、吹きさらしの累層の美しさを堪能。マオリ族の聖地ともなっている場所です。
ノースホキアンガをさらに楽しむためには車が必要です。そのためまずオポノニへ引き返してから、パカナエまで車で向かい、ラウェネに行きましょう。カーフェリーに乗る前に、湾でアートクラフト ギャラリーや高床式の小さな木造カフェをのぞくのも忘れずに。
向こう岸に渡ったら、モトゥティの町へ。絵画のように美しいセントメアリー教会が見どころです。モトゥティマラエでは、マオリ族の伝統的な機織りやポイ作り、骨と木の彫刻学ぶことができます。近くのパングルにあるワイプナマラエは、船乗り業の先駆者であるクペの歴史を今に伝えています。宿泊も可能。ホストと食事を共にし、過ぎ去った日々の物語や木の彫刻の実演など、ここならではの時間を楽しみましょう。
ホキアンガ湾の最北端に向かって北東へ車を走らせましょう。コフコフは、ニュージーランドの林業の初期の拠点となっていた場所。入り江でマンガムカとワイホー川が合流する立地で、運搬に便利だったためです。歴史地区をぶらりと散歩すると、1830 年代の生活を垣間見ることができます。現代アートギャラリーものぞいてみましょう。
マンガムカ橋から州道を使ってワイホー川を越え、ホレケに向かいます。ここはニュージーランドで初めて商船の造船所が操業されていた場所。最古の墓石、最初のパブ、そして最初の郵便局もこの町の見どころです。
マオリ族文化とイギリス由来の豊かな歴史が残り、手付かずのままの自然が魅力のホキアンガ湾。北島で最も本格的な体験ができる場所の一つでありながら、現代的で便利なオークランド新しいウィンドウで開くから車でわずか半日の距離です。