伝統的なパブと流行りのアートシーンが共存する街。コスモポリタン的な雰囲気の中に、昔ながらの海辺の魅力が垣間見られます。
かつては重要な軍港であり貿易港であったヘイスティングス。現在は、海事関連の遺産があり、ボヘミアン的な雰囲気が漂う、快適な海沿いの街です。旧市街の細い通りを歩いたら、ヘイスティングス ビーチで砂の城を作りましょう。ヘイスティングスの戦いで有名なバトル アビーには日帰り旅行が可能です。
ヘイスティングスは、11 世紀に起こったヘイスティングスの戦いで覚えている人が多いでしょう。しかし実は、この戦いは街では起きておらす、街から 10 km 離れたバトル アビーで起きたものです。ビジターセンターへ行くと、戦いについての展示を見ることができます。展示を見た後は、アビーそのものを見学しましょう。
ヘイスティングスは 3 つの別々の街から成り、それぞれの街を 1 本の遊歩道が繋いています。旧市街のにぎやかな小道を探索。シップレック ミュージアムとフィッシャーマンズ ミュージアムでは、街の海事の歴史を学ぶことができます。ジャーウッド ギャラリーはコンテンポラリーアートの中心。20 世紀から 21 世紀にかけての英国の芸術を見ることができます。近隣の海辺エリア、ステイドへ行きましょう。ここでは、日光浴をしながら猟師が働く様子をみたり、カフェやレストランで新鮮な魚を食べたりして過ごせます。
他の人気スポットとしてはヘイスティングス キャッスルがあります。これはウィリアム 1 世によって建てられたものです。スマグラーズ アドベンチャーもおすすめ。17 ~ 18 世紀に行われた密輸貿易について学べる地下トンネルです。暗い洞窟に入っていくと蝋細工の展示が見えてきます。この展示を通じて、サセックスの密輸の歴史を伝えています。イースト ヒル リフトに乗ってヘイスティングス カントリー パークへ。崖の上に草地やヒース、森林が広がります。
西へ行くとタウン センター。ここではショッピングが楽しめます。さらに西に行ったところにある近隣の街、セント レオナルズにも行ってみましょう。この街には、摂政時代の壮大な建築物がある上、ファッショナブルなアートギャラリーや個人経営の店、フレンドリーなカフェもあります。
イングランドの南岸に位置するヘイスティングス。ロンドンから車で 2 時間半の距離です。車以外なら鉄道を使いましょう。ロンドンのチャリング クロス駅から定期的に出ています。また、最寄りの空港はガトウィック空港です。ヘイスティングスの中心部は狭いので歩いて回れます。ローカルバスも運行しているので、必要に応じて利用しましょう。